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「迷惑だから辞めてね」妊娠した同僚に専務が衝撃のマタハラ発言 経理の仕事を1日で辞めた女性

2021年05月17日 12:00  キャリコネニュース

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職場にたった一人"問題人物"がいるだけで、仕事のストレスは耐え難いレベルになる。あまりにストレスが酷いようならば、早いうちに退職して逃げるほうが賢明だろう。一度健康を損ねてしまえば、取り返しのつかないことになってしまうかもしれない。

熊本県の50代女性(福祉・介護/派遣社員/年収250万円)は、前職で介護の仕事をしていたが、わずか10日で辞めてしまった。そこには、とんでもないことを命じてくる男性ケアマネージャーがいたのだ。(文:大渕ともみ)

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「『責任者が嫌だと言って辞めろ』と強いられました」

その男性ケアマネージャーは、施設の責任者を心底嫌っていた。彼は、なんとかして責任者を退職に追い込みたかったらしく、女性にありえない指示を出してきた。

「まだ入りたての私に、責任者の悪口をあることないこと吹き込んできました。そして『責任者が嫌だと言って辞めろ』と強いてきたんです。そのことで休日まで携帯に電話してきて、出勤日には退職願の書き方まで教えられました」

自分の嫌いな人物を追い出す口実のために、無関係な女性に退職を強いるとは、とんでもない問題人物だ。ケアマネージャーのパワハラによるストレスはすさまじく、女性は数日で身体を壊してしまった。不本意ながら、ケアマネージャーの望みどおり退職に至ったが、

「もちろん、責任者に一部始終を話したうえで辞めました。今の職場は、みんないい人ばかりで人間関係が最高なので、退職してよかったです」

と女性は綴る。結果オーライとはいえ、女性が精神的に傷を負ったことは事実だ。悪事を働いたケアマネージャーに鉄槌が下っていることを願わずにはいられない。

「私が採用されたのは、妊娠した女性を辞めさせるためでした」

北海道の40代女性(事務・管理/正社員/年収350万円)は、建設関連会社の経理の仕事をなんと1日で辞めた。その職場では、専務によるマタハラが堂々と行われていたためだ。女性は「私が採用されたのは、妊娠した女性を辞めさせるためでした」と切り出し、

「妊娠中の女性が『私、まだ辞めません!』と言っているのに、専務が私に彼女の仕事をさせるんです。ほかの事務職の女性たちは彼女を守っていて、まるで私が悪者みたいでした。『子どもに病気が見つかり、働けなくなりました』とウソをつき辞めました」

と明かした。女性は「妊娠中の女性に対し、専務が『迷惑だから辞めてね』と言っていて衝撃でした。本当にありえません」と憤りを隠せない。

「辞めてよかったです。そのあと、別の会社で派遣社員として働き、正社員に登用されましたので。前職は家族経営の会社だったので、今もあの当時のままでしょうね」

パワハラやマタハラもありえないが、無関係な新人まで巻き込むのはもっと質が悪い。問題人物の犠牲になる前に、そんな職場はさっさと辞めるのが正解だろう。

※キャリコネニュースでは引き続き仕事を即行で辞めた人のほか【緊急募集】三度目の緊急事態宣言、あなたが思うことや現在困っていることを教えてくださいや共働き・片働きの不満などのアンケートを募集しています。