5月15日(土)、2021年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦公式予選が行われ、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)がポールポジションを獲得。スポット参戦ながらチームメイトを上回る速さを見せ、国内最高峰カテゴリーで初めてのポールシッターに輝いた。2番手に宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)がわずか0.085秒差で並び、3番手には阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)と、フレッシュな顔ぶれのトップ3となった。
再開後、速さを見せたのはcarenex TEAM IMPULの2台。関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)がセクター2と3で全体ベストタイムを記録し1分38秒651でトップに立つと、セクター1で全体ベストをたたき出した平川亮(carenex TEAM IMPUL)が1分38秒910で2番手に並ぶ。しかし、すぐさま大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が1分38秒719で平川を上回り、IMPULの2台に割って入った。
さらに坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)、阪口のP.MU/CERUMO・INGING勢もタイムを上げてくる中、福住仁嶺福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がさよりんブリッジを通過した直後の左コーナーでコースアウト。コースサイドのスポンジバリアにヒットしてしまい、これで3度目の赤旗中断となった。