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オリラジ中田敦彦、YouTubeで『呪術廻戦』を徹底解説! 独特のツッコミと例え芸が話題に

2021年05月14日 19:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 5月8日、5月9日と2日連続で、オリエンタルラジオ・中田敦彦が自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学 -NAKATA UNIVERSITY」に「【呪術廻戦①】中田が全力解説で領域展開!(Jujutsu Kaisen)」、「【呪術廻戦②】アニメseason1までを中田の全力解説で「ぶっとべ」!(Jujutsu Kaisen)」という2本の動画をアップした。


【呪術廻戦①】中田が全力解説で領域展開!(Jujutsu Kaisen)
【呪術廻戦②】アニメseason1までを中田の全力解説で「ぶっとべ」!(Jujutsu Kaisen)

 同動画は、4月にアップされた大人気コミック『HUNTER×HUNTER』考察の第二弾といったところ。3月までアニメが放送されていた大ヒット漫画『呪術廻戦』を、中田が文字通り“全力”で解説している。


 中田は『呪術廻戦』を、「週刊少年ジャンプ」に掲載されてきた様々な作品からインスパイアを受けて、できたネクストジェネレーションの漫画と表現。前編・後編合わせて約3時間、細かく解説をした。前編では五条悟VS漏瑚の部分まで、後編では京都姉妹校との「交流会編」までを紹介しており、テンポの良い解説が耳に心地よい。


 この動画の見どころといえば、様々な出来事に対して入る中田のツッコミと例え芸だ。「【呪術廻戦①】中田が全力解説で領域展開!(Jujutsu Kaisen)」で言えば、主人公・虎杖悠仁の名字の難読さ。


 「虎杖が読めないね。でも難読名字に憧れるの、少年は。俺、中田だけどもっと違う名前が良かったってノートにびっしり書いたりした。したでしょ?」と熱弁する中田に思わず共感する。


 虎杖が宿儺の指を飲み込むシーンについても、「カロリーメイトかなっていうくらい、軽快に飲み込むんだよね。カロリーメイトでも噛むよね」と思わず笑ってしまうツッコミを入れている。


 さらに領域展開の2つのメリットについて、1つは「攻撃が絶対当たります」、もう1つを「ステータスアップします。ホームタウンでホームゲームになります。(明石家)さんまさんは『さんま御殿』で一番輝きますから。あれは領域展開ですね」と解説。


 「【呪術廻戦②】アニメseason1までを中田の全力解説で「ぶっとべ」!(Jujutsu Kaisen)」でも、七海のメガネを「どう見ても水泳のゴーグル」と比喩。他にも、虎杖を「砲丸投げ男」、「じいちゃんに言われ男」、五条を「無限コーティング男」、花御を「目ぇ木ぃ」と独特のネーミングセンスで名付けてもいた。すでに読んでいる人にとっては間違いなく共感でき、まだ読んでいない人にとっては「なにそれ!?」と興味が惹かれるものになっている。


 『呪術廻戦』は現在15巻まで発売されており、6月4日に16巻が発売予定。3月末まで放送されていたアニメは、今回中田が解説した「交流会編」の次の起首雷同編まで放送済みだ。


 さらに前日譚となる『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』は、今冬映画化される予定でもある。以前中田が解説した『HUNTER×HUNTER』に比べ、まだまだ追いつける分量であるが、腰が重いという方にとって今回のYouTube動画はうってつけだろう。


 さらに、『呪術廻戦』には独特の用語や技、概念、設定がとにかく多く、難解なものも少なくない。それを中田はかなり噛み砕いて軽快に解説してくれているため、コミックを読んで理解しきれていなかった人、さらに深く理解したい人、自分の解釈があっているか確かめたい人にとってもピッタリの動画になっている。


 動画の最後、中田は「案件だと思うでしょ? もちろんの話だけど1円ももらってないよ。案件だったらもっと映像とかコミックの画像出るって思わない? ただただ情熱で行なってるの」と締めくくっている。まずは中田の『呪術廻戦』に対する情熱を感じ、原作を手にとってみてはいかがだろうか。そして、五条と夏油傑の学生時代が描かれた「懐玉編」、「玉折編」や「渋谷事変」の解説動画がアップされるのも楽しみに待ちたい。