キャリコネニュースでは「東京に住むのはしんどい?」というテーマで読者の声を募集している。東京暮らし経験を持つキャリコネニュース読者からは「家賃が高い」「人が多い」など、さまざまな不満が寄せられているが、都内在住の60代男性(サービス系/年収400万円)は
「都心近隣に住めば環境がよくはないのは当たり前の話。それを覚悟して東京に来たのでは?」
と憤る。また、男性は「東京の外に移住したいとは思わない」と述べており、"東京"という土地に相当な愛着があるようだ。(文:大渕ともみ)
「東京ほど住みやすい街はない」
男性は生まれも育ちも多摩地区で「東京ほど住みやすい街はない」と断言し、
「大きな公園や繁華街がたくさんある。ガタガタ文句を言っているのは、よそ者が都会人ぶっているだけの話」
と憤りを隠せない。確かに、自分が愛してやまない故郷について文句を言われては、黙っていられないだろう。男性は
「東京のよさがわからず文句を言う人は、早く実家に帰るべき。よそ者にとやかく言われたくない!」
と不快感をあらわにした。必要なものは何でも揃い、とにかく利便性に優れる東京。東京で生まれ育った人からすれば、地方に移住なんてとんでもない話なのかもしれない。
「東京に住むのは、別にしんどくないですよ」
都内在住の20代女性(専門コンサル系/年収500万円)は
「東京に住むのは、別にしんどくないですよ」
と反論する。女性は今後も都内で生活していくつもりだが、もし移住するのなら「国内ではなく海外がいいです。楽しそうなので」と答えた。つまり、彼女にとって「国内でもっとも楽しい場所=東京」ということだろう。
同じく都内在住の30代男性(金融・保険系/年収950万円)も「家賃が高いところだけが不満といえば不満。でも東京から出るのはイヤです」と明かす。
東京に住む40代男性(メーカー系/年収1400万円)は「住むなら都内一択」と持論を述べる。
「コロナ禍の影響で人が減りました。とても快適です。行列もなくなりました」
ほかにも、30代女性(東京都/サービス系/年収450万円)からは「東京まで1時間ちょっとの千葉に住むくらいがちょうどいい。何かあれば電車で東京まで行ける場所が理想的」という声が寄せられた。もし他県に住んだとしても、東京の便利さは手放せないようだ。
東京に住み慣れた人にとって、地方都市や田舎で暮らすのは物足りなく不便に感じるものだろう。東京暮らしだからこそ「しんどさ」から解放される一面だってあるのだ。
※キャリコネニュースでは引き続き「東京に住むのはしんどい?」
のほか【緊急募集】三度目の緊急事態宣言、あなたが思うことや現在困っていることを教えてくださいや共働き・片働きの不満などのアンケートを募集しています。