妊娠中は女性の心身にさまざまな変化が起きる。おなかがふっくらとしてきて母親になる喜びを実感すると同時に、出産や子育てへの不安も抱えていて精神的には不安定な時期だ。そんな時期に夫に不倫されたらどれほどつらいことだろうか。
50代のパート女性は「初めての妊娠、出産中だったがまったく頼ることもできなかった。怒りやら悲しいやら、精神的に不安定でした。いまだに忘れることはできません」とつらい過去を振り返る。今回は、妊娠中に夫に不倫された女性の経験談を紹介する。(文:林加奈)
「養育費を払っているのに子どもと会えない」と嘘
正社員の50代女性は、2人目を妊娠中に夫に不倫されて離婚。元夫は出会い系で不倫相手を探していたという。
「2人目の出産費用を親から借りて女と使い込んでいたことが発覚。旦那の親からは『貸した出産費用を早く返せ!』と鬼のような催促が来ていた。私も弁護士を付けて慰謝料を請求すると言ったら旦那は『自分が相手の分も払う』と言った。が、慰謝料どころか養育費も1円も払ってくれなかった」
元夫は離婚する頃には別の女に乗り換えていた上に「養育費を払っているのに子どもと会えない」と周囲に嘘を吹聴していたという。その後、知り合いから元夫について「極貧生活でうちによく200円とか500円とかを借りに来ていたよ」と聞いたというから呆れるばかりだ。
「妊娠中の不安な気持ちをさらに不安にさせられました」
30代女性も2人目を妊娠中に不倫された。
「つわりもひどく心身共に参っている中、不倫されていました。その期間はまるで1人で子育てをしているような感覚でした。不倫をしている証拠を発見できたのは産後ですが、確証を掴むまでのパートナーの筋の通らないような言動自体が妊娠中の不安定な気持ちをさらに不安にさせられました」
確かに不倫そのものもショックなのだが、不倫に絡んだ嘘をつかれるのも精神的につらいものがある。女性が最も堪えたのは「不倫相手と遊ぶために金銭的な面で嘘をつかれ、経済的に家庭がさらに苦しくなったこと」という。
それから何年たっても「いまだに許せない気持ちが芽生えるときがある」という。精神的に不安定かつ、日常のあらゆる行動が制限される妊娠中に夫に不倫されたら、許すことの方が難しいのではないだろうか。
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