2021年F1スペインGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=2番手/2=9番手、セルジオ・ペレスはフリー走行1=9番手/2=10番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=7番手/2=6番手、角田裕毅はフリー走行1=11番手/2=7番手という結果で、ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)搭載車がすべてトップ10内で初日を終えた。
FP2でフェルスタッペンは、ソフトタイヤでのランにおいてターン10でワイドになったためアタックを中止、ミディアムタイヤでのタイムが自己ベストタイムとなった。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=2番手(1分18秒537/19周)/2=9番手(1分18秒785/26周)
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=9番手(1分19秒349/17周)/2=10番手(1分18秒918/23周)
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=7番手(1分19秒062/26周)/2=6番手(1分18秒593/32周)
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=11番手(1分19秒669/22周)/2=7番手(1分18秒619/30周)
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のスペインGP初日は、大きなトラブルなくスムーズな一日となりました。まだ金曜日ではありますが、今日の結果を見ると、ここまでの戦いと同様に、今回もレッドブル・ホンダと、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダともに、ライバルと僅差の戦いになると考えています。パフォーマンスが非常に拮抗した戦いになりますので、小さな違いが大きな結果の差を生むこととなります。
ベンチマークとなるサーキットで本日収集したデータに過去蓄積したノウハウなどを加えて、明日に向けてセッティングを煮詰めていきます。細部にまで最適化を図り、ベストな形で明日の予選に臨みたいと思います。