不倫はパートナーの心を傷つける。不倫された方は、その事実を忘れたくても忘れることができない。「不倫されたことがある」と明かすキャリコネニュース読者からは、さまざまな体験談が寄せられている。
派遣社員として働いている40代女性は、10年以上前の夫の不倫をいまだに忘れられずにいる。
「同じ会社に勤める旦那が、私の育休中に社内でW不倫。相手は既婚の子なし派遣社員だった。決定的な証拠がないまま問い詰めたため、旦那は半年以上にわたり不倫を認めなかったが、育休復帰を早めて不倫相手を問い詰めたら認めた。私は精神を病んで、病院に行く寸前になった。10年以上経ち、旦那は忘れているが、私は忘れたくても忘れられない」
(文:コティマム)
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「子どもたちと遊んでくれ、『感じのいい女の子たちだな~』と思いました」
専業主婦の60代女性も、30年以上前の夫の不倫を今も覚えている。
「もう随分昔の話ですが、私たち夫婦が20代後半で、2人の子どもたちがまだ小さかった頃のことです。夫の職場の新入社員の女の子2人が、家に遊びに来たことがありました。子どもたちと遊んでくれ、『感じのいい女の子たちだな~』と思いました。その何年か後に夫の不倫が発覚。相手は、昔子どもたちと遊んでくれた新入社員の女の子のうちのひとりでした」
妊娠中や子育て中の不倫は、パートナーだけでなく子どもをも巻き込むため、ダメージがさらに大きい。ましてや、不倫相手が子どもと面識のある人だったら、悲しみや憎しみが増大するだろう。再構築の道を歩むのは簡単ではなく、裏切られた側の忍耐で成り立っているのかもしれない。
不倫が発覚し掌返しの夫「よく分からない自己防衛を色々と言ってきました」
不倫が許せず離婚に踏み切った人もいる。子育てで大変な時期に不倫された40代女性(パート)は、毅然とした態度で離婚に向けた行動を起こした。
女性が元夫の不倫に気づいたのは、家を建てたばかりの頃。子どもは長女、次女の2人。次女には稀な持病があり、入退院を繰り返す生活だった。
女性は子育てや看護生活で精神的につらい思いをしていたが、夫は「話を聞いてもらいたい時にいつも不在。帰宅すれば仏頂面で暴言罵声は日常茶飯事。自分の機嫌がいい時だけ"家族ごっこ"をしたがる。自己中を絵に書いたような人」だったという。
「次女が入院し、長女を母に預けて私が四苦八苦していた時、夫は推定70キロの女と不倫をしていました。相手も家族持ちでW不倫でした」
女性は不倫夫を徹底的に調査し、相手の女性が風俗関係の仕事をしていることまで突き止めた。証拠写真も得て、いざ離婚調停を申し込むと「夫の掌返しがすごかったです」と女性。
「『自分にはキミと子どもたちしかいない!俺がすべて悪かった!もう一度チャンスをください!何かが俺を間違った方向に推し進めていた』など、よくわからない自己防衛を色々と言ってきました。周りに"爽やかイクメン"で通していた夫の裏の顔が、次々と剥がれました」
結局、女性は裁判所の調停委員を通じて夫とやり取りし、そのまま離婚に至った。元夫との悪縁をスッキリと断ち切れた女性だが、子どもたちには今も心を痛めている。
「長女は5歳の頃から私に離婚を促してくれていました。大人の顔色を伺い、その場の空気をすぐさま察知して振る舞おうとする長女。"子どもらしからぬ力"を備えさせてしまい、申し訳なさしかありません」
それでも女性はストレスから解放され、今は娘2人と幸せな生活を送っており、「少しでも若いうちに行動を起こしておいて良かった」と振り返っている。
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