センスの良さや文才を買われてか、2019年には英版『VOGUE』9月号で編集者デビューを飾ったメーガン妃、その腕前は同誌編集長も大変高く評価していた。また昨年『The New York Times』に「私達が分かち合う、喪失感」というタイトルの寄稿文を発表した際には、自身の流産体験にパンデミックやBLMムーブメントを絡めた文章が大きな反響を集めた。
『The Bench』では、ミリタリーユニフォームを着た白人男性やドレッドヘアの黒人男性など人種や肌の色の異なる父親像が複数描かれているのだが、メーガン妃はその点について「父と息子の特別な絆を語るうえで、インクルーシブ(包括的)なレンズを通じた描写を実現させることがとても重要な課題だった」と振り返っている。家族の形態は時代の流れや様々な要因により変化を遂げているが、同著はそんな多様性に満ちた社会における父と息子の特別な絆にまつわるストーリーで、大手出版社『Penguin Random House』も
父の日に先駆け6月8日に発売予定の『The Bench』は、『Penguin Random House』にて先行予約を受付中ということだ。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年9月25日付Instagram「Ladies who launch!」』『Christian Robinson 2021年5月4日付Instagram「From Meghan, The Duchess of Sussex, comes a debut children’s book about the special bond between father and son as told through a mother’s eyes.」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 c.emma)