5月4日、静岡県の富士スピードウェイで開催された2021年スーパーGT第2戦『たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE』の決勝。GT300クラスでは、タイヤ無交換作戦を成功させた埼玉トヨペットGB GR Supra GTがレース終盤までトップをキープしていたが、97周目、まさかのスローダウンを喫しピットイン。勝利を逃す悔しい結果となった。チームによれば、トラブルは駆動系によるものだという。
予選4番手からスタートした埼玉トヨペットGB GR Supra GTは、吉田広樹がスタートドライバーを担当。早めのピットインを行い、吉田から川合孝汰に交代。このタイミングでタイヤ無交換作戦を敢行すると、その後もハイペースをキープ。2回目のピットイン後、ふたたびトップに立った吉田は首位を守り、2020年に2勝を飾っている得意の富士で今季初優勝が見えていた。