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篠山紀信の初となる大回顧展「新・晴れた日」、東京都写真美術館で開催

2021年05月04日 21:02  Fashionsnap.com

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「晴れた日」1974年 東京都写真美術館蔵
写真家 篠山紀信の個展「新・晴れた日」が、東京都写真美術館で開催される。会期は5月18日から8月15日まで。

 新・晴れた日展は、長嶋茂雄や輪島功一、オノ・ヨーコなどを被写体とした篠山の写真集「晴れた日」に由来。「写真はうまれながらに して大衆性を背負っているメディアである」という言葉を掲げ制作された同写真集の構造を用いながら、60年間に渡って撮影された116作品が展示される。
 同展は全2部構成。第1部では、篠山が写真界で注目を集めた1960年代初期から70年代までの主要作品にフォーカス。代表作「誕生」や写真集「晴れた日」のほか、雑誌「明星」の表紙写真や1976年のヴェネチア・ビエンナーレで出品された「家」などが展示される。続く第2部では、1980年代以降の作品を中心に、昭和から平成、令和へと向かって急速な変化を遂げる東京の姿を写した篠山作品に着目。東日本大震災がもたらした痕跡や、同時代を生きる人々を捉えたシリーズ作品を展示する。
 また会場限定で、「出会い」をテーマにした篠山紀信のスペシャルインタビュー映像を公開。作品の誕生秘話や、撮影時のエピソードなどが篠山自身の言葉で語られているという。

■新・晴れた日 篠山紀信会期:2021年5月18日(火)~8月15日(日)会場:東京都写真美術館 3階展示室(第1部)、2階展示室(第2部)住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内開館時間:10:00~18:00 (入館は閉館30分前まで)※当面のあいだ木・金曜日の夜間開館は休止休館日:月曜日 ※月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日休館観覧料:共通チケット 一般 1200円、学生 950円、中高生・65歳以上 600円 ※第1部もしくは第2部のみ 一般 700円、学生 560円、中高生・65歳以上 350円※内容は変更となる場合あり(最新情報は美術館ホームページを確認)東京都写真美術館