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レディー・ガガの愛犬を発見した女は共犯者だった 犯行グループ5人を逮捕

2021年05月01日 13:11  Techinsight Japan

Techinsight Japan

レディー・ガガと愛犬達(画像は『Lady Gaga 2021年3月14日付Instagram「So I talked to some doctors and scientists.」』のスクリーンショット)
今年2月に歌手レディー・ガガの愛犬が散歩中に誘拐された事件で、犯行に関与した5人が逮捕された。地元警察によると犯人はギャングメンバーで、犬を警察に届けた女も仲間だった。

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ロサンゼルス警察は現地時間4月29日、レディー・ガガが飼う2匹のフレンチブルドッグの誘拐に関与したとされる5人を逮捕したことを発表した。

事件は米西部時間2月24日午後9時40分頃に発生、ガガの愛犬3匹を散歩していたドッグウォーカーのライアン・フィッシャーさんが何者かに胸部を撃たれ負傷し、2匹が誘拐された。事件現場の防犯カメラには、複数の男達がガガの愛犬「コジ(Koji)」「グスタフ(Gustav)」を抱きかかえて乗用車の後部座席に乗り込む姿が映っていた。

事件後、ガガは「発見者には5000万円超の謝礼金を払う」と自身のSNSで発表。すると事件から2日後、偶然犬を発見したという女が2匹を連れて地元警察に現れ、愛犬達は無事保護された。襲われたライアンさんは搬送先の病院で肺の一部を切除したものの、一命を取り止めて後日退院している。

この事件に関し、ロス警察は殺人未遂と強盗の疑いでジェームズ・ジャクソン(18)、ジェイリン・ホワイト(19)、ラファイエット・ホエーリー(27)を逮捕。さらにジェイリン・ホワイトの父ハロルド・ホワイト(40)とジェニファー・マクブライド(50)を殺人未遂の共犯者として逮捕した。

4人の男は全員ギャングメンバーとして警察に登録されており、マクブライドはハロルド・ホワイトの交際相手だったことが判明している。

容疑者達は犬の飼い主がガガであるから狙ったのではなく、フレンチブルドッグという品種の価値が犯行の引き金になったと見られている。犬が保護された当初、女は事件に無関係だと考えられていた。当時『TMZ』は、5000万円超の謝礼金はすぐに支払われず、警察が捜査を続けていると伝えていた。


犬を散歩していたライアンさんは3月に自身のInstagramを更新し、事件発生時に難を逃れた「ミス・アジア(Miss Asia)」が生き延びるための力を与えてくれた「守護天使」だと称賛した。

「パニックになった僕の叫びは、アジアを見ているうちに落ち着いた。だが彼女の小さな体の周囲に溜まっている血は、僕自身のものだと気付いたんだ。」

「僕はアジアを精一杯抱きしめ、これまで一緒にやってきた素晴らしい冒険に感謝し、彼女の兄弟を守れなかったことを謝罪した。そして彼らと、自分自身を救うんだと決意した。」

画像は『Lady Gaga 2021年3月14日付Instagram「So I talked to some doctors and scientists.」』『Lady Gaga 2021年2月26日付Twitter「My beloved dogs Koji and Gustav were taken in Hollywood two nights ago.」』『Saint Rocque 2020年11月3日付Instagram「Today, on such a momentous day, I can’t help but look back at history and think of another time when rights were taken away, voices and lives like mine forever silenced, and the horrors that division within the media and political propaganda unleashed.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)