トップへ

吉岡里帆、『レンアイ漫画家』で“あざとかわいさ”発揮 『バチェラー』“坂東さん”登場も

2021年04月30日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『レンアイ漫画家』(c)フジテレビ

 刈部(鈴木亮平)、レン(岩田琉聖)と3人で暮らすことになったあいこ(吉岡里帆)は、いよいよ3度目のミッションに挑戦することに。だが相手の男は思いもよらない一面を持っていた。『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)第4話では、ミッションに挑戦するあいこに訪れた危機を刈部が救う。さらに刈部とあいこの間にも「キュン」の瞬間が訪れた。


【写真】吉岡里帆の相手役となった『バチェラー・ジャパン』の司会、クリントン・イーストウッド監督映画『硫黄島からの手紙』に出演の“坂東さん”


 あいこの居候生活のせいで、刈部の暮らしは一変してしまった。いつでも好きな時間に、自分だけの楽しみを謳歌できた“おひとりさま生活”は、頻繁にあいこと顔を合わせてしまうことで思うようにいかなくなる。そこで刈部は、あいこを外に追い払う意味も含め、金持ちの独身貴族と恋愛をするミッションを言いつけた。


 今回も向後(片岡愛之助)のレクチャーを受け“あざとかわいい”女子に変身したあいこは、さっそくマッチングアプリで出会った八代貴之(坂東工)とゴージャスなデートに出かけることに。しかしデートそのものは楽しかったが、八代との間に「キュン」が生まれることはなかった。それどころか八代は、レンの誕生日で水族館に出かけたあいこ、刈部、レンの姿を偶然目撃すると、あいこに「貞操を守れ」と詰め寄り、殴りかかろうとする、とんだモラハラ男だったのだ。そこで突然割って入った刈部があいこを守り、「彼女には何の価値もないと言っていたが、そんなことはない。俺の役に立っている」とフォローを入れた。


 これまであいこへの感情を一切見せることのなかった刈部だが、第4話からは二人の距離が急速に縮まっていく。相変わらず口論はするものの、刈部があいこのために譲歩する頻度も増え、レンの誕生日のおでかけにも自らついていくことを決める。さらにあいこと顔を合わせないようにと設けたルールも撤廃し、あいこの作る節約料理を食べたいと申し出るまでに。3話に渡って一切“デレ”る姿を見せてこなかっただけに、この刈部のギャップは、あいこだけでなく多くの視聴者にも「キュン」を届けたことだろう。


 第4話では、リアリティーショー『バチェラー・ジャパン』(Amazonプライム・ビデオ)の司会でお馴染みの坂東工が登場。年収2000万、帰国子女、IT企業に務める超ハイスペックで社会的地位の高い独身貴族で注目を集めた。


 さらに、肉体改造による役作りを得意とする鈴木亮平の見事な肉体美と、可愛らしい「あざとポーズ」も拝める。第3話では吉岡里帆のコメディエンヌぶりが作品の魅力をより引き出したが、ここにきて鈴木も、これまで徹底して作り込んできた人間嫌いなキャラクターに徐々に人としての温かみを加えることで、刈部が変化していく様子を好演した。刈部が少しずつ心を開き、あいこやレンに見せるぶっきらぼうな優しさは、鈴木本来の雰囲気にとてもよくマッチしており、彼の丁寧に心情を掘り下げる芝居によって視聴者の心に深く届くことだろう。今後は、ミッションに挑むあいこの姿だけでなく、徐々に変化する刈部との恋路にも注目したい。


 その一方で、刈部の存在を探ろうとする売れっ子漫画家・金條可憐(木南晴夏)の存在も。やっと3人での平和な暮らしが訪れたかと思いきや、何やらまだ一波乱ありそうな予感だ。刈部たちの無事を祈るばかりである。


(Nana Numoto)