長編アニメ「アーヤと魔女」に登場する料理の再現レシピを掲載した「子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 アーヤと魔女」が、本日4月28日に発売された。
【大きな画像をもっと見る】同書には「『聖モーウォード子どもの家』のシェパーズパイ」「ボーイスカウトが作ったまともなあげやきパン」「ぐねぐねミミズのプレッツェル」といった料理のレシピを収録。さらにこれらの料理に関係する作中エピソードが紹介されている。表紙には監督を務めた宮崎吾朗描き下ろしによる、キッチンで微笑むアーヤと不敵な笑みを浮かべた魔女ベラ・ヤーガのイラストが使用された。
■ 宮崎吾朗コメント
料理って楽しいですよね?僕は料理をするのが好きです。色々な材料をむいたり、きざんだり、つぶしたり、混ぜあわせたり。手と道具を使うのは楽しいです。茹でたり、蒸したり、煮たり、焼いたり。火を使うのはもっと楽しいです。いつでも上手に作れるわけではないですが、それでも作っている間は余計なことを忘れることができるし、できあがったものを食べて、「美味しいね!」って言ってもらえたときはとても嬉しい気持ちになります。誰かが作ってくれた美味しい料理を食べたときは、もっと幸せな気持ちになります。美味しい料理には魔法のような力があります。
そういえば、ベラ・ヤーガの家でアーヤが教わる魔法の呪文づくりは、料理を作るのとよく似ていますね。きざんだり、つぶしたり混ぜたり。きっと腕のよい魔女は、料理の腕もよいに違いありません。
この本を読んで、料理をしてみたいな!と初めて思った人は、どんどん挑戦してみて下さい。料理の腕を上げるのは、魔法使いになる近道かもしれませんよ。