杜野亜希「屍活師 女王の法医学」のTVドラマ化が決定した。主演を仲間由紀恵が務める。
【大きな画像をもっと見る】「屍活師 女王の法医学」は、遺体の声が聞こえる法医学者が事件を解決していくミステリー。BE・LOVE(講談社)にて連載され、単行本は全18巻が刊行された。2013年にもTVドラマ化されている。
仲間が演じる主人公・桐山ユキは、法医学研究室の准教授。原因不明の死を遂げた遺体と“会話”し、解剖から得た情報により死んだときの姿が“見える”能力を持つ。身勝手な行動から周りからは「女王」と呼ばれている。また桐山の所属する研究室に配属された医学生の犬飼一役は松村北斗(SixTONES)が担当。犬飼を「ワンコ」と呼びこき使う桐山のもとで学びながら、事件を通して次第に法医学に惹かれていく役柄を演じる。
また2人が所属する研究室の教授で、犬飼を優しくフォローする丹羽嗣仁役に石坂浩二、桐山とは犬猿の仲にありながら、時には協力して事件解決へ導く県警本部の警部補・村上衛役に田辺誠一がキャスティングされた。TVドラマは「女王の法医学~屍活師~」のタイトルで5月31日20時よりテレビ東京ほかにて放送される。
■ 仲間由紀恵(桐山ユキ役)コメント
このお話をいただいたときは、もともと読んでいた漫画だったのですごくうれしかったです。私が演じる桐山ユキは、女王様と言われている意味がよくわかるというくらい、上からの口調でぶっきらぼう。ですが、技術的には天才と言われていて、さらにミステリアスな部分も相まって、さすが女王様というようなキャラクターだなと思いました。また、ちょっと変わった面白いキャラクターでもあって、このような振り切ったキャラを演じるのは面白かったですし、独創的な世界を創っていけたらいいなと思っています。
ストーリーについては、遺体を解剖して色々判断していくのですが、解剖して初めてわからないものが見えてくる、その奥にある人の思いというものを解き明かしていく、というのはとても新鮮でしたし、仕事としてもとても大切だと思いました。
一風変わった人物を演じられる喜びもありましたし、今はどんなふうに創り上げていこうかというワクワクした気持ちでいっぱいです。
■ 松村北斗(犬飼一役)コメント
犬飼一は、とてもキャラクター的で絶妙にいそうでいなさそうな人だなと思いました。そのため、こういう人もいなさそうでいるよなと納得してもらえるようにお芝居できたらと思います。
仲間由紀恵さんとは以前、ご一緒させていただいたので、安心感を持って撮影にのぞめそうです。「これぞ仲間由紀恵」と言われる、説得力のある方だからこそ、僕も果敢に挑んで熱量の高い現場になればと思います。
僕もしっかり挑ませて頂くので、様々な環境や視点から僕を見ていただきたいです。作品を待ってくださっている皆さんにとっても、現場にとっても、刺激的で有意義なものにしたいと思います。楽しみに待っていてください。
■ 月曜プレミア8「女王の法医学~屍活師~」
放送日時:2021年5月31日(月)20:00~21:54
放送局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
出演:仲間由紀恵、松村北斗(SixTONES)、山下容莉枝、小松利昌、新実芹菜、松澤匠、西村元貴、湯江タケユキ、阿南健治、かとうかず子、利重剛、石坂浩二(特別出演)、田辺誠一
原作:杜野亜希『屍活師 女王の法医学』(講談社「BE LOVE KC」所載)
演出:村上牧人
脚本:香坂隆史
(c)テレビ東京