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KENZOのクリエイティブディレクター退任、高田賢三氏讃える2021秋冬がラストコレクション

2021年04月27日 09:21  Fashionsnap.com

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フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(2019年撮影) Image by: FASHIONSNAP.COM
「ケンゾー(KENZO)」のクリエイティブディレクターを務めるフェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)が、6月30日付けで同職を退任する。

 バティスタは、2003年に妻であるセヴリーヌ・オリヴェイラ・バティスタ(Séverine Oliveira Baptista)とともに自身の名を冠したウィメンズブランド「Felipe Oliveira Baptista」を立ち上げ、2008年からパリファッションウィークで発表。2010年から2018年まで「ラコステ(LACOSTE)」のクリエイティブディレクターを務め、2020年秋冬シーズンからケンゾーのクリエイションに携わってきた。在職中に、三本線で構成し「O」の中にあった「PARIS」の文字を配したロゴからパズルゲームのようにブロックを組み合わせたデザインに刷新したほか、2020年8月にはスポーツライン「ケンゾー スポーツ(KENZO SPORT)」を立ち上げた。
 退任は契約満了によるもので、2020年10月に死去した高田賢三氏を称える2021-22年秋冬コレクションが、バティスタが手掛けるラストコレクションとなる。なお、バティスタの後任は現段階では明かされていない。