ただし、長年ファクトリー支援を続けてきたホンダUKが去り、袂を分かつ形でプライベート・エントリーとなったHalfords Racing with Cataclean(ハルフォズ・レーシング・ウィズ・カタクリーン)が抜けたことで、コンストラクターエントリーは名門West Surrey Racing(ウエスト・サリー・レーシング/WSR)のBMW、Motorbase Performance(モーターベース・パフォーマンス)のフォード、そしてSpeedworks Motorsport(スピードワークス・モータースポーツ/SWM)のトヨタ(TOYOTA GAZOO Racing UK)3社のみという寂しい状況となった。
■総合トップはホンダ・シビック・タイプRを駆るシェドン 4番手にBTC Racing(BTCレーシング)のマイケル・クリース(FK8型ホンダ・シビック・タイプR)、5番手にPower Maxed Car Care Racing(パワー・マックス・カーケア・レーシング)で復帰のプラト(ヴォクスホール・アストラBTCC)、そしてエクセラー8のイングラム(ヒュンダイi30 Nファストバック)が続いたトップ6で折り返した午後のセッションは、最初の30分でクリースが首位に座るも、同じFK8を操るチーム・ダイナミクスのエースが意地を見せ、すぐに最速タイムを更新する。
また、今季からPHSC with BTC Racing(PHSCウィズBTCレーシング)として初のレギュラー参戦を果たす女性ドライバー、ジェイド・エドワーズ(FK8型ホンダ・シビック・タイプR)も、午後に75周を走破して19番手タイムを刻む好走を披露。首位から26番手までが秒差圏内という熾烈なタイム差で、各陣営が5月8~9日のスラクストンに向けた新シーズンへの準備を終えている。