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スーパーフォーミュラ・ライツ第6戦は名取鉄平が優勝。3連勝で鈴鹿大会を締めくくる

2021年04月25日 18:41  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ・ライツ第6戦鈴鹿を制した名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)
Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6戦は4月25日、三重県の鈴鹿サーキットで17周の決勝レースが行われ、ポールポジションスタートの名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が逃げ切り3連勝を飾った。2位はジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)、3位は平良響(Kuo カローラ中京 TOM'S 320)となった。

 スーパーフォーミュラ第2戦の決勝レースに続き、迎えたスーパーフォーミュラ・ライツ第2大会の最後のレースとなる第6戦。この週末最も長い17周で争われるレースとなった。なお第5戦で1回転するクラッシュに見舞われた今田信宏(JMS RACING with B-MAX)も車両修復を終え、第6戦のグリッドに並んでいる。

 16時35分に切られたフォーメーションラップを経て迎えたスタートでは、2番手スタートのアレジがポールポジションの名取に並びかけるも、2コーナーへ向けた攻防で名取がトップを死守。スーパーフォーミュラ第2戦を終えたばかりのアレジ、そして野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM'S 320)、平良、河野駿佑(RS FINE K&N 320)と続くが、1周目に平良と河野が野中をかわしていく。

 ニュータイヤを履く平良は、2番手のアレジに迫りオーバーテイクを狙うが、アレジが2番手を死守。一方、スタートで順位を落としていた三宅淳詞(MAX RACING 320)はこの週末毎戦そうだったように、序盤から追い上げのレースに。6周目に野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM'S 320)をかわすと、7周目には河野にも詰め寄り、10周目に河野をオーバーテイク。さらに河野の背後からは、最後尾スタートの佐藤蓮(TODA FIGHTEX)が接近。12周目には佐藤が河野をかわし5番手まで浮上した。

 終盤、レースは名取が2番手以下に2秒以上の差をつけリードを保ちつつ、2番手にはアレジ、1秒差以内で平良、そして4番手には三宅と続くが、佐藤がファステストラップをマークしながら三宅との差を詰めていった。

 17周のレースで終盤、各車は燃料が軽くなるとともにラップタイムが上がっていくことになるが、最後まで上位陣の順位は変わることなく、トップの名取が1.543秒のリードを守り優勝。鈴鹿ラウンドで3連勝を飾った。ただ、ファステストラップは佐藤に奪われる結果となった。

 2位はアレジで鈴鹿ラウンドは全戦表彰台。3位はスーパーフォーミュラ・ライツで初表彰台となった平良となった。4位争いは三宅が最後まで順位を守り、佐藤は5位に。6位は河野となった。マスタークラスは今田が10位となり優勝を飾っている。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6戦鈴鹿
決勝レース結果(編集部集計)
PosMNoDriverCar NameTeamLapsGrid150名取鉄平Byoubugaura B-MAX Racing 320B-MAX RACING TEAM171236G.アレジDeloitte. TOM’S 320TOM’S172337平良響Kuo カローラ中京 TOM’S 320TOM’S175410三宅淳詞MAX RACING 320ルーニースポーツ17452佐藤蓮TODA FIGHTEXTODA RACING1712635河野駿佑RS FINE K&N 320RS FINE17671野中誠太Kuo カローラ中京 TOM’S 320TOM’S17385入山翔Albirex-RTALBIREX RACING TEAM177930DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320B-MAX ENGINEERING171110M4今田信宏JMS RACING with B-MAXB-MAX ENGINEERING17811M11植田正幸MAX RACING RN320ルーニースポーツ179RM51畑享志A-NeKT with B-MAX 320B-MAX ENGINEERING510
ファステストラップ:佐藤蓮(TODA FIGHTEX) 1'53.221