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中須賀克行「清成選手が膨らんだのでここだと思って仕掛けた」/全日本ロード第2戦鈴鹿2&4 レース2会見

2021年04月25日 15:31  AUTOSPORT web

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2021年全日本ロード第2戦鈴鹿 JSB1000 レース2の表彰台を獲得した清成龍一、中須賀克行、亀井雄大
4月25日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた2021年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースのJSB1000決勝レース2を終え、表彰台に登った中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、清成龍一(Astemo Honda Dream SI Racing)、亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)が戦いを振り返った。

■中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM(レース2:優勝)
「午前中に4輪レースがあったので、想像どおり路面コンディションはあまりよくなくてスリッピーな状況でした。風も非常に強く、追い風だったことで走りづらかったです。いつもアクセルを開けて進んでいく場所で進まず、本当はストレートで抜いていきたかったけれど、思い通りではありませんでした」

「清成選手は2コーナーへのアプローチがアウトに膨らみながらだったので、ここが仕掛けどころだと思って仕掛けていきました。前に出てからチェッカーまでの残り4周は、タイヤを使い切るつもりでプッシュして、2分6秒2まで出すことができました」

「最後までそのペースを続けたかったけれど、スピンが激しくなってしまって続けることができませんでした。それでもしっかりと優勝することができてよかったです」

■清成龍一/Astemo Honda Dream SI Racing(レース2:2位)
「今日もスタートはよくて、……ホールショット賞を作っていただきたいです(笑)。僕は鈴鹿サーキットが苦手だということに加えて、風が強い状況も苦手なんです。でも、スタートで前に出たからには行けるところまで行こうと思って走りました」

「だけどいいペースで走ることができず、タイムは2分7秒前半。とにかく全力でって思ったのですが、結果も昨日と同じ。本当に中須賀さんは強いなと思います。そう言ってばかりいられないので、今日学んだことを次につなげたいです」

■亀井雄大/Honda Suzuka Racing Team(レース2:3位)
「全日本ロードで表彰台に乗ったことはあまりなくて、JSB1000での初表彰台なのでうれしいです。まだまだ中須賀選手との差が大きくて、鈴鹿では開幕戦もてぎ以上にそれを痛感しました。問題ははっきりしているので、次戦には改善して、もう少し長くトップ争いに加われるように頑張ります」