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スーパーフォーミュラ・ライツ第5戦鈴鹿は名取鉄平が逃げ切り連勝。今季3勝目

2021年04月25日 11:01  AUTOSPORT web

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佐藤蓮を振り切り全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦を制した名取鉄平
Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦は4月25日、三重県の鈴鹿サーキットで12周の決勝レースが行われた。レースはポールポジションスタートの名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)がそのまま逃げ切り、今季3勝目をマーク。2位は佐藤蓮(TODA FIGHTEX)、3位はジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)となった。

 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースのなかで開催されている全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2大会。前日の第4戦では名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)と佐藤蓮(TODA FIGHTEX)の首位争いがファイナルラップに接触というかたちで終わるレースとなったが、この日の第5戦はそのふたりがフロントロウからレースを戦う。

 薄曇りのなか迎えたスタートでは、フロントロウの名取と佐藤はそのままポジションをキープして1コーナーへ。一方3番手で、直前までスーパーフォーミュラのフリー走行をこなしていたジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)はわずかに遅れ、平良響(Kuo カローラ中京 TOM'S 320)が3番手に浮上する。

 中盤、名取と佐藤、やや間隔があき平良とアレジのバトルが展開されていったが、上位陣は膠着した戦いが展開されていった。ただ10周目、ストレートで3番手の平良のスリップにアレジが入ると、2コーナーに向けてアウトから並びかけオーバーテイク。アレジが3番手、平良が4番手となった。

 一方トップ争いは、終盤佐藤が名取とのギャップを縮めていくが、名取が最後は0.535秒のリードを守り2連勝。今季3勝目をフルマークで飾った。佐藤は2位、アレジが3位という結果に。4位は平良、5位は野中、序盤に河野駿佑(RS FINE K&N 320)をかわした三宅淳詞(MAX RACING 320)が6位となった。

 マスタークラスは、序盤から好ペースを維持していた今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がリードを築き、植田正幸(MAXRACING RN320)を少しずつ引き離していたが、ファイナルラップの日立アステモシケインで入山翔(Albirex-RT)と今田が接触。今田は入山のフロントタイヤに乗り上げてしまいマシンが1回転。ただ、今田に怪我はなくマシンを下りている。これでマスタークラスは植田が今季2勝目を飾った。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦鈴鹿
決勝レース結果
PosMNoDriverCar NameTeamLapsGridQualify150名取鉄平Byoubugaura B-MAX Racing 320B-MAX RACING TEAM1211'51.67722佐藤蓮TODA FIGHTEXTODA RACING1221'52.039336G.アレジDeloitte. TOM'S 320TOM'S1231'52.232437平良響Kuo カローラ中京 TOM'S 320TOM'S1241'52.33651野中誠太Kuo カローラ中京 TOM'S 320TOM'S1271'52.903610三宅淳詞MAX RACING 320ルーニースポーツ1251'52.443735河野駿佑RS FINE K&N 320RS FINE1261'52.853830DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320B-MAX ENGINEERING12101'54.4689M11植田正幸MAX RACING RN320ルーニースポーツ12121'57.24410M51畑享志A-NeKT with B-MAX 320B-MAX ENGINEERING12111'56.285115入山翔Albirex-RTALBIREX RACING TEAM1281'53.97812M4今田信宏JMS RACING with B-MAXB-MAX ENGINEERING1191'54.216
天候:曇り 路面:ドライ
ファステストラップ:名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320) 1'52.655 4/12
ペナルティ:No.5は、黒白旗提示 (T2走路への危険な復帰)
No.5は、競技結果に30秒加算 (全日本スーパーフォーミュラライツ選手権統一規則 第15条1-1)(危険なドライブ行為))