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【タイム結果】スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿日曜フリー走行。気になるタイヤアクシデント

2021年04月25日 09:41  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿 大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)
スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿、決勝前のフリー走行が4月25日に行われ、大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)がトップタイムをマークした。セッション中にはタイヤが外れそうになったり、バーストするマシンが見られ、決勝に向けて波乱を感じさせる内容となった、

 気温20度、路面温度22度の曇天のなか、前日より路面温度が5度ほど低いコンディションで始まった30分間の日曜フリー走行。このセッションでは基本的に燃料を多めにした決勝ロングランペースの確認がメインメニューとなる。

 前日、走行した全セッションでトップタイムをマークして圧倒的な速さで予選ポールポジションを獲得した福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がレースでも大本命になるなか、福住は1分41秒前半のペースで周回を重ねる。予選上位陣のペースからも、決勝序盤は1分41秒前半から燃料が減るにつれて序々にタイムを速めるような展開になりそうだ。

 また、このセッションはじめにはジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)がスタート練習でエンジンストールをしてしまった模様で、ピットロード出口でオフィシャルにマシンを押し戻されるシーンが映されており、予選8番手ながら、デビュー戦での慣れないスタートがアレジにとって最初の関門となりそうだ。

 予選3番手を獲得した大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)もセッション序盤に右リヤタイヤが外れそうになったとのことで、スロー走行。また、セッション終盤には阪口晴南(JMS P.MU/セルモ・インギング)のマシンも右リヤタイヤがバーストした状態で、デグナーふたつめを立ち上がった立体交差下でストップ。決勝に向けてアクシデントが心配される内容となった。

 最終的には大嶋和也がトップタイムをマーク。2番手を1.8秒引き離してい大嶋の前日の予選タイムより速いことから、燃料搭載量が軽めだったことは間違いなさそうだ。予選ポールポジションの福住は6番手で終えている。

■2021年全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦鈴鹿 日曜フリー走行(編集部計)
天候:曇り 路面:ドライ

Pos.No.DriverTeamEngineTime114大嶋和也NTT Communications ROOKIETOYOTA/TRD 01F1’37.884237宮田莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA/TRD 01F1’39.765319関口雄飛carenex TEAM IMPULTOYOTA/TRD 01F1’39.915416野尻智紀TEAM MUGENHONDA/M-TEC HR-417E1’39.994539阪口晴南P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA/TRD 01F1’40.11965福住仁嶺DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA/M-TEC HR-417E1’40.197718国本雄資KCMGTOYOTA/TRD 01F1’40.22486笹原右京DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA/M-TEC HR-417E1’40.26093山下健太KONDO RACINGTOYOTA/TRD 01F1’40.384107小高一斗KCMGTOYOTA/TRD 01F1’40.545111山本尚貴TCS NAKAJIMA RACINGHONDA/M-TEC HR-417E1’40.7641238坪井翔P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA/TRD 01F1’40.8231351松下信治B-Max Racing TeamHONDA/M-TEC HR-417E1’40.870144中山雄一KONDO RACINGTOYOTA/TRD 01F1’40.8861536G.アレジKuo VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA/TRD 01F1’40.8871620平川亮carenex TEAM IMPULTOYOTA/TRD 01F1’40.9841764大湯都史樹TCS NAKAJIMA RACINGHONDA/M-TEC HR-417E1’41.1021815大津弘樹Red Bull MUGEN Team GohHONDA/M-TEC HR-417E1’41.1201912T.カルデロンThreeBond Drago CORSEHONDA/M-TEC HR-417E1’42.064