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「生理休暇を利用したことがある」という女性は1割に届かず 「使いづらいので通常の休暇を取得」という人も

2021年04月22日 15:50  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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FiNC Technologiesは4月21日、生理に関する意識調査の結果を発表した。調査は3月に実施し、20~60代以上の女性1003人から回答を得た。

普段使っている生理用品を聞くと、最多は「ナプキン」(98.2%)だった。次いで「タンポン」(25.8%)、「生理用吸水ショーツ」(5.0%)、「布ナプキン」(3.8%)、「月経カップ」(1.7%)などと続いた。

「PMS」「経血の漏れ」など生理痛以外の悩みも

生理関連の悩みについては「生理痛」(57.3%)のほか、「月経前症候群(PMS)」(46.6%)、「食欲の増減」(41.4%)、「経血のにおい」(35.1%)、「肌荒れ」(34.0%)、「経血の量」(31.2%)、「経血の漏れ」(30.2%)などが挙げられた。

就業経験のある女性のうち、生理休暇を利用したことがない人は68%。利用したことがある人は7%だった。「生理休暇はあるが、使いづらいので通常の休暇を取得」した人は12%。「生理休暇がないので、通常の休暇を取得」した人は13%だった。

コロナ禍で生理との向き合い方に変化があったのは、5%と少数派だったが、「変化あり」の回答の中では、

「在宅勤務だとトイレにすぐ行けるし、スーツを汚すことを気にしないでいい」
「ナプキンを変えるために席を離れること、また腹痛でトイレの滞在時間が長くなること、それらを繰り返すことに対しての恥ずかしさや申し訳なさから解放された」

などの声が寄せられた。