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ジョーダン ブランドからZ世代初のシグネチャー、甲冑イメージ「ザイオン 1」発表

2021年04月21日 11:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ザイオン・ウィリアムソン Image by: JORDAN BRAND
「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」が、ザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)の初のシグネチャーコレクションを発表した。バスケットボールシューズ「ザイオン 1」に加え、アパレルコレクションをラインナップ。ジョーダン ブランドからZ世代のシグネチャーモデルを展開するのは今回が初となる。

 2000年7月生まれのザイオンは、NBAドラフト2019にて全体1位指名でニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)に入団。デビューシーズンは、NBA開幕直前のプレシーズンに右膝半月板損傷が発覚したことで戦線を離脱し出場試合数が少なかったが、2年目となる2020-2021年シーズンではオールスターゲームでスターターとして出場するなど注目を集めている。シグネチャーコレクションは、地元や家族への愛をはじめ、ザイオンが好きだというアニメや漫画からインスピレーションを得て製作した。

 フットウェア「ザイオン 1」は、2019年7月の契約締結後すぐに開発がスタート。サイドに「Z」の文字はザイオンの頭文字に加え、コート上での緩急のあるプレイスタイルなどを表現した。ザイオンから最も要望が多かったというシュータンはパッドの配置に配慮し、ザイオンが好んでいる「エア ジョーダン 3」の着用感をイメージ。デザインは甲冑から着想を得た。

 衝撃を緩和してつま先の推進力を向上させるため、ズーム エア バッグをソールの前足部に搭載。立体成形を活用したほか、中敷のエア ストローベルをアッパーに縫い付けることでシューレースのフィットバンドが連動するため優れたフィット感を実現した。

 アウトソールは、全方向に優れたトラクションを発揮するよう設計。両親や兄弟の名前をはじめ、通っていた中学校や高校、好きな音楽、消費者へのメッセージなどを配した。

 カラーは全4色を用意。モノトーンのファッションを好むザイオンの趣向を反映した「ジェンザイオン(Gen Zion)」、規格外のザイオンの運動能力を宇宙のようなカラーを用いて表現した「ZNA」、弟の名前を冠し、弟が描いた絵をインスプレーションにデザインしたカラフルなカラーリングの「ノア(Noah)」、沼から綺麗な花が咲く蓮のカラーでザイオンがこれまでしてきた努力を表現した「マリオン(Marion)」を展開する。価格は各税込1万4300円。ジェンザイオンが4月23日、ZNAが5月5日、ノアが19日、マリオンが26日に発売される。

 アパレルではDri-FITなど機能素材を使用し、コート上をはじめライフスタイルでも着用できるようにデザイン。アニメをイメージした腕のグラフィックや、ザイオンが多用するワード「Let’s Dance」、ザイオンのオリジナルグラフィックなどをあしらったフリースパーカ(9900円)、フリースパンツ(1万5400円)、ショートパンツ(8800円/いずれも税込)などを用意する。