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賃貸より“持ち家派”の主張「いざという時は売却すれば当面の生活費は確保できる」「戸建てで車生活の自由度が高い」

2021年04月20日 12:01  キャリコネニュース

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「持ち家は必要か、不要か」この議論の終着点は、いまだに見つかっていない。どちらの意見にも納得感があるため、悩む人も多いのだろう。

埼玉県の50代男性は、「持ち家は必要」との意見を持つ。その理由として、

「結婚し子どもが生まれ、家族が形成されると当然、暮らす場所が必要になる。主たる所得者が死亡した場合、賃貸だと家賃を支払い続けなければならないのも、賃貸のリスクです」

と述べた。今回は、持ち家が必要だとする意見を紹介する。(文:中島雄太)

「戸建てで車生活の自由度は、体験すると抜け出せない」

前出の男性は、持ち家のメリットについてさらにコメントを寄せる。

「一般的に住宅ローンには『団信生保』が付保されています。最近では、精神疾患を含む五大失病にも対応しているので、ローンの残債を支払わなくて済みます。いざという場合には、換価し当面の生活費は確保できるのも安心です」

賃貸の場合には、「どのような事情があっても、家賃の支払いも続くのが不安要素」と語る一方で、「どこに住んでも煩わしいことは大なり小なりあります。そのためローンでも賃貸でも、自身の所得と家族に見合ったものにするのが大切だと思います」と続けた。

奈良県の30代男性は、「私は大工なので格安で戸建てを建てられた」と語る。

「災害に対するリスクは賃貸も似たようなものですが、リフォームで格安を狙えるので持ち家はオススメです」

男性はアウトドアを趣味にしており、「戸建てで車生活の自由度は体験すると病みつきになります。田舎でその生活をすると、もう抜け出せません。アウトドア派の終着点はコッチです」と続けた。

「家賃を30年払ったとしたら家だけでなく土地分も減価償却できる」

大阪府の40代女性は、「インテリアが好きで設備もこだわりたいので賃貸より自分の家を持ちたい」と語り、「賃貸では得られない満足感があります」と喜びのコメントを寄せた。

女性は20代前半で初めてマイホームを購入したが、インテリアの好みが変わり30代前半で二軒目を購入。「一軒目は賃貸にして投資物件にしています」と有意義な生活を明かした。

うまくやりくりするために「家計をコンパクトにまとめていた」としながらも、「毎月一泊程度の旅行には行けていました」と続ける。女性には現在3人の子どもがいるが、「投資物件も順調。いつかは三軒目を購入したいと思っています」と語った。

奈良県の60代女性は、築30年の戸建てで生活をしている。「あちこちガタガタになってしまいましたが、固定資産税がうんと安くなってきました。家賃を30年払ったとしたら家だけでなく土地分も減価償却できています」

女性は戸建てを購入する前に、何度も市営住宅への入居を考えたが、「所得制限や倍率が高くて入れませんでした」と明かす。そのため持ち家を購入したが、その結果には「概ね満足している」と語った。

※キャリコネニュースでは引き続き「持ち家は必要だと思いますか?」
のほか「電話対応が苦手な人、苦手だった人」や「努力は必ず報われる」?などのアンケートを募集しています。