トップへ

「七つの大罪」映画観たら「泣いちゃう」公開アフレコで梶裕貴が最後の収録を振り返る

2021年04月19日 19:14  コミックナタリー

コミックナタリー

左から雨宮天、梶裕貴、倉科カナ、川島明(麒麟)。
鈴木央原作による「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」の公開アフレコイベントが本日4月19日に行われ、メリオダスおよびゼルドリス役の梶裕貴、エリザベス役の雨宮天、ゲスト声優の倉科カナ、川島明(麒麟)が出席した。

【大きな画像をもっと見る】

TVアニメから続く“最終章のその先”が鈴木によるオリジナルストーリーで展開される「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」。この日のイベントでは、2組に分かれて公開アフレコが行われた。はじめに登場したのは梶、雨宮、倉科の3人。共闘するメリオダスとゼルドリスを1人で演じる梶や、自身の演じる“最高神”の娘であるエリザベス役の雨宮の演技に、倉科は思わず笑みが溢れる。原作、アニメともに大好きだという「七つの大罪」ファンの倉科は「夢かなと思うくらいうれしかった!」と感動で“語彙力”がなくなったことを告白し、梶は「新鮮なリアクションがうれしいです」と笑顔を見せていた。続く川島と梶のパートでは、川島の“いい声”の演技を梶も絶賛。「今までにも(作中に出てきて)いたんじゃないか」と梶も言うように、魔神Aを自然に演じきった。

公開アフレコ後に行われたトークでは、川島がオファーがあったときのことを振り返り「ただのファンだったので、お話をいただいたときに、完成された世界に僕が入っていいのかなと悩んだんですけど、魔神Aという距離感がちょうどいい」と自身の演じたキャラクターの名前を出して笑わせ、「好きな作品に名前が残るというのはありがたいですね」と映画への出演を喜んでいた。

雨宮は公開アフレコでも一緒のシーンを演じた倉科の演技に言及。声優の仕事をする中で、「語尾の着地」が難しいと感じていると雨宮は話しながら、倉科の演技は「語尾の着地が完璧で、絶対的な存在感もそうですし、生き物でないような冷たさもあって、これはエリザベスも本気でかかっていかないといけない相手だなと伝わってきた」と絶賛した。

TVアニメの“最終章”となる「七つの大罪 憤怒の審判」が現在放送中の「七つの大罪」シリーズ。梶はTVアニメ最終話と同じタイミングで劇場版の収録が行われたことを明かし「今までの7年間が蘇るような感じがありました」と振り返る。続けて「最後のセリフを言い終わってOKが出た途端に、急に寂しさが胸にこみ上げてきて、公開された劇場版を観て泣いちゃうんじゃないかな」と、「七つの大罪」、そしてメリオダスが大切な存在であったと感慨深げに語った。

また、イベントでは作品タイトルに絡めて、最近してしまった“罪なこと”を告白するコーナーも。食べるのが好きだという雨宮は、少し前にしていたというダイエット中に誘惑に負けて、餃子とご飯一杯を食べてしまったことを話す。しかし、それだけではなく大盛りのバター醤油ご飯を平らげたと続けると、その食べっぷりにほかの3人も思わずツッコんでいた。「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」は7月2日に全国公開。

■ 劇場版「七つの大罪 光に呪われし者たち」
2021年7月2日(金)全国公開

□ スタッフ
原作:鈴木央 『七つの大罪』(講談社「週刊少年マガジン」)
監督:浜名孝行
脚本:池田臨太郎
アニメーションキャラクター設定:西野理惠(作画組)
美術監督:空閑由美子
音楽:KOHTA YAMAMOTO / 澤野弘之
音響監督:若林和弘
制作:スタジオディーン
製作:「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
配給:東映

□ キャスト
梶裕貴、雨宮天、久野美咲、悠木碧、鈴木達央、福山潤、高木裕平、坂本真綾、杉田智和、川島明(麒麟)、井上裕介(NON STYLE)、倉科カナ、中村悠一、神尾晋一郎

(c)鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会