2021年04月19日 10:01 リアルサウンド
櫻坂46の小林由依と森田ひかるが4月14日発売の『週刊少年マガジン』20号の表紙&巻頭グラビアに登場した。
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■2ndシングル『BAN』発売
昨年、欅坂46から改名し、新たなスタートを切った櫻坂46。同誌の発売日である4月14日には、待望の2ndシングル『BAN』も発売された。フォーメーションは櫻坂46のデビュー曲となった1stシングル『Nobody’s fault』と同じく、森田ひかるがセンターに立ち、その脇を小林由依と渡邉理佐が固めている。
3月に同楽曲のMVが公開された際は「過去一で難しいダンス」とされているパフォーマンスにファンから絶賛の声が上がった。櫻坂46の今後の進化に期待がかかる一曲になったとも言えるだろう。
そんな2ndシングルの発売を記念して、森田ひかると小林由依の二人が同誌のグラビアに登場。春のあたたかさに包まれた穏やかな姿に、楽曲で見せるパフォーマンスとのギャップを感じてもらえるはずだ。
■姉妹のような二人のやさしさ
庭先で、二人並んで大きく深呼吸。そんな二人の様子を遠目から見つめるカットで始まるグラビア。姉妹のような二人の何気ない1日を覗き見するような。似ているようで似ていない二人の「らしさ」を感じながら、素朴でのどかな休日をともに過ごす。
食堂のような場所で、頬杖をついてこちらを見つめる二人。森田ひかるの前にはカレーライス、小林由依の前にはラーメンが置かれている。なぜ食べようとしないのか。不思議な待ち時間と熱視線にドキドキとする。
その後ものんびりとしたツーショットが並ぶなか、唯一のソロカットとして、二人がそれぞれカメラを構えている写真が掲載されている。二人だけの空間でお互いを撮り合っているという見方もできるが、二人がそれぞれの視点で読者の姿を写そうとしてくれているようにも見えて、覗き見ではなく、二人の仲間に入れてもらえたような安心感を得る。食堂のカット含め、どのツーショットでも、二人は互いの顔を見つめ合ったり、触れ合ったりすることはなく、ずっと視線を読者の方に向けている。そこから二人の言葉は何も聞こえてこないが、きっとそれでいい。何かを語り合うことも、悩みを打ち明けることも、今は必要ない。ただ穏やかな時間を二人と一緒に過ごすだけだ。グラビアから感じられる穏やかな空気がかけがえのない癒しとなって、身体に染み渡ってくる。
最後、流れる川の中にある石の上に立って、こちらを見つめる二人の姿がある。二人の間に添えられている言葉は「あるがままに咲く」。新しいことがたくさん始まる春という季節。肩の力を抜いて、自分らしく進んで行けたら、きっと思い描く未来に近づけるはず。無理に笑わず、何かを話そうとせずに、今日だけは穏やかな時間を過ごそう。二人の優しさに、心があたたかくなるようなグラビアだった。
■とり
日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。