2021年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスはフリー走行1=16番手(1分18秒228/15周)/2=6番手(1分16秒411/25周)だった。
FP1でペレスとエステバン・オコン(アルピーヌ)が接触するアクシデントがあり、ペレスの左リヤタイヤがパンクし、ホイールにもダメージを負ってストップした。スチュワードがこのインシデントを審議した結果、どちらにも非はなかったという結論を出した。
オコンはターン5を前に、ファストラップ中のペレスを前に出そうとして減速、コーナーイン側に寄った。しかし2台はコーナーエイペックスに同時に到達、ホイール同士が接触してしまった。ドライバーはふたりとも、タイミングが悪かっただけであるという見解であり、さらに当時サーキットで通信障害が起きていたことで、ふたりともチームとの無線交信が制限されていたことも考慮し、スチュワードはペナルティを科さないことを決めた。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス フリー走行1=16番手/2=6番手
FP2で周回をたっぷり重ね、開幕戦とは異なるコースでマシンの感触をつかむことができてよかった。バーレーンとは路面コンディションはまるで違っている。異なるトラックでマシンがどういう動きを見せるのかを学習しながら、1周ごとにあちこちで秘訣のようなものを見つけている。チーム全体としても今日は多くのことを学んだと思う。
レースペースは強力だし、マシンの感触も良好だ。明日の予選ではすべてをうまくまとめあげたい。
午前中のインシデントについてだが、あの時、無線が通じなくて(チームから状況を知らせてもらうことができず)、(オコンとの)意思の疎通がうまくいかなかった。単にタイミングが悪かったことで起きたインシデントだと思っている。