あきんどスシローは5月11~12日の2日間、国内の全586店舗を一斉休業する。社員や従業員の働きやすい環境づくりを目的に、2019年から毎年実施しており今年で3回目。
一斉休業のきっかけの一つは従業員からの声。過去2回の結果を踏まえて総合的に検討した結果、今年も実施することを決めたという。
「GW・母の日の繁忙期の後に、確実に休める日を設けたい」
例年2月に一斉休業を実施していたが、今年は5月に変更した。広報担当者に理由を聞くと「大きな理由はない」とした上で、
「前回、前々回は年末年始~節分とすし屋の繁忙期を経て、3月から春休みの繁忙期に入る間だからという理由でその時期に実施しました。今回5月に設定した理由ですが、GW・母の日の繁忙期の後に、確実に休める日を設けるためにその時期に実施します」
と回答した。
同社では、特に店舗ごとの「定休日」を設定していない。このため、2日間の休業日に、従業員がゆっくりと過ごすことが期待される。一部では設備メンテナンスや清掃のために休業する店舗もあるという。
同社は従業員に向けて、
「しっかりと心身ともにリフレッシュしてもらい、休業明けからまた改めてお客様により良い商品・サービスをご提供していただければと思います」
との思いを込めている。