アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、今週末イモラで行われる第2戦エミリア・ロマーニャGPはかなりの接戦になり、また開幕戦とは天候が大きく異なるが、ポイント獲得を目指して戦うと述べた。
アロンソもチームメイトのエステバン・オコンも、開幕戦ではポイント圏内でフィニッシュできなかった。しかしながら、2度の世界チャンピオンであるアロンソは予選で9番手につけ、ビニールのサンドイッチの包み紙がブレーキダクトに詰まってリタイアするまではトップ10内を走行していた。
不運な状況によりアロンソのレースは終わったが、ポイント獲得を目指すオコンのレースも、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)に追突されたことで台無しになった。
アロンソは、2005年に最初のタイトルを獲得する過程でアウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリで勝利を飾っているが、今週末のエミリア・ロマーニャGPでもポイントを獲得することを目指している。
「日曜日には今シーズン初のポイントを獲得するために戦わなければいけないと思う」とアロンソは語った。
「今シーズンの僕たちの悪運はバーレーンで終わったのだと願おう!」
「僕たちは今もマシンについて多くを学んでいるところだ。ここでのセットアップについて予想しているが、もちろん天気はバーレーンで経験したものとは大分異なる」
「かなりの接戦になり、コンマ数秒で順位が決まるだろう」
F1での戦いに戻ったバーレーンではポイントが取れなかったものの、アロンソはレースを楽しむことができ、F1でのレースをどれだけ懐かしく思っていたか気づいたと認めた。
「レースは本当に楽しかった。F1の予選でのフィーリングとアドレナリンが恋しかった。他の競技にはないものだ」
「土曜日はQ3に進出できて僕たちはとてもうれしかった。かなりハードにプッシュできてとても爽快だったよ」
「レース結果は明らかに予想していたものではなかった。あのような形でリタイアするのは不運だったし、エステバンもスタート順位に恵まれなかった。そうは言っても、僕たちはコースでのバトルを楽しんだし、今週末にまたさらに戦えることを楽しみにしているよ」