明石家さんまが企画・プロデュースを務める劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」の追加キャストとして、吉岡里帆、マツコ・デラックスらの出演が発表された。
【大きな画像をもっと見る】吉岡が演じるのは、若かりし肉子ちゃんの親友みう。肉子とキクコの親子関係の秘密を握る重要な役どころだ。マツコが演じるのは、肉子ちゃんが働く焼肉屋のテレビで放送される番組内の人気コーナー「驚異の霊媒師ダリシア、霊視スペシャル!」に出演する霊媒師ダリシア。その焼き肉屋の大将サッサン役は中村育二が務める。ベテラン俳優の山西惇、八十田勇一も声優として参加。オーディションで一般公募されたキクコの友達マリア役は14歳の新人・石井いづみが決定した。さらに、同オーディションに参加した本村玲奈、植野瑚子、原口紗綾の3人も「漁港の肉子ちゃん」への出演が決まっている。なお吉岡、マツコ、石井の3人からはコメントも到着した。
「漁港の肉子ちゃん」は西加奈子の同名小説を原作に、漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃんとキクコを描くハートフルコメディ。制作をSTUDIO4℃が担当し、肉子役を大竹しのぶ、キクコ役をCocomi、メインキャラクターの1人・二宮を花江夏樹が演じる。映画は6月11日に全国ロードショー。
■ 吉岡里帆(みう役)コメント
肉子ちゃんが大きな声で笑うだけでそこは温かな空間になり、真っ直ぐな言葉にふと人生を想う。
愛情たっぷりの肝っ玉母ちゃんと成長期真っ只中の繊細な娘とのやり取りに、台本を読みながら思わず笑みが溢れました。さんまさんプロデュースにより、西加奈子さんの名作がアニメーション作品として瑞々しく劇場で公開される事、そしてそんな素敵な作品に一演者として参加出来る事、大変嬉しく思っています。
■ マツコ・デラックス(霊媒師ダリシア役)コメント
オファーをいただいた時に、そんなにすごい役じゃないだろうとは思ってたけど、想像の5分の1くらいだったわね、セリフ(笑)。冗談だって!ありがたい話よ。久しぶりにアフレコをやらせていただいたので、珍しくすごく緊張しました。さんまさんが見てるし(笑)。さんまさんと一緒の時は、いかにボケるか?いかに面白いことを言うか?をずっと考えながらやってるじゃない?だからアフレコの現場でもずっと監督をイジったりとか、クセでやっちゃうのよ。で、怒られた、さんまさんに。「今日はまじめにやれ」って(笑)。だから、まじめにがんばりました。
■ 石井いづみ(マリア役)コメント
オーディションに受かったという電話をもらった時、全く実感が湧きませんでした。お父さんやおばあちゃんに受かったことを報告したらすごく喜んでくれて、それを見てずっと憧れていた声優さんになれるんだって実感が湧いてきました。とっても嬉しいし選んでもらえたからには頑張ろうって気持ちになりました。そして、また憧れのアフレコスタジオに行けるんだと思うと感激しました。アフレコ中は、明石家さんまさんも監督さんも初心者の私に優しくわかりやすい言葉で指導してくださいました。アフレコを終えて、以前より声優さんのお仕事に尊敬をもつようになりました。みなさんが指導してくださったことを忘れずに次に生かしたいと思いました。
■ 劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」
2021年6月11日(金)全国ロードショー
□ スタッフ
企画・プロデュース:明石家さんま
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫 刊)
監督:渡辺歩
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
脚本:大島里美
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:アスミック・エース
製作:吉本興業株式会社
□ キャスト
大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹、中村育二、石井いづみ、山西惇、八十田勇一、下野紘、マツコ・デラックス、吉岡里帆
(c)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会