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200年前の衣服が半分に、半・分解展が約3年ぶりに東京で開催

2021年04月08日 19:32  Fashionsnap.com

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ユサール Image by: 半・分解展
衣服標本家の長谷川彰良による展覧会「半・分解展」が、渋谷のギャラリー大和田で開催される。会期は4月13日から26日まで。東京での開催は約3年ぶりとなる。入場料は当日券が3500円、前売り券が2300円、中学生以下は無料。前売り券は公式サイトで販売している。

 同展では「フランス革命の紳士服」「ヴィクトリアンの婦人服」「軍服の造形美」の3つをテーマに、フランス革命から第二次世界大戦までの服を半分に分解した「衣服標本」を展示。直接展示物に触れることで、100~200年前の服の内部構造やパターン設計、時代背景を知ることができるという。今回は、ニューヨークのメトロポリタン美術館が所蔵するアメリカ南北戦争時のニューヨーク州民兵第7連隊「シルクストッキング」の歩兵隊が着たコートや、ヴィクトリア時代の上流階級の女性が着用した羽織り「ヴィジット」、フランス革命後の貴族が着た過剰造形の衣服「Mノッチ」など約70点を公開する。このほか、分解したパーツからパターンを抜き取って制作した「試着サンプル」を紹介。全て実際に着ることができる。

■半・分解展入場料:前売り2300円/当日3500円再入場無料、中学生以下無料会場:ギャラリー大和田住所:東京都渋谷区桜丘町23-21 2階会期:2021年4月13日(火)~4月26日(月)時間:13:00~20:50(初日 17:00~20:50、最終日 13:00~17:00、21日と22日のみ19:50閉場) ■公式サイト