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食費月5万以下の家庭の節約事情「昼・夜の2食だけ。お米は実家から届く」「ふるさと納税を活用」

2021年04月08日 17:01  キャリコネニュース

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それぞれの家庭の状況や価値観によって、差が開きやすい「食費」。30代のキャリコネニュース読者には、意識的に食費を月5万円以下に抑えている人たちが多くみられた。

「食費は月5万円以下。スーパーで安く仕入れた食材で自炊している」(東京都/30代男性/夫婦2人暮らし/世帯月収80万円)

「子どもがまだ小さいのに月5万円ほど食費がかかってしまう。でも、これ以上の節約はストレスになるため、気にしないようにしている」(愛知県/30代女性/夫婦・子ども2人/世帯月収30万円)

テレビやインターネットでは"食費月1万円の生活"など極端な例が紹介されることもあるが、食費が月5万円以下の家庭は「やりくりできている」と評価していいのではないだろうか。今回は、食費を月5万円以下に抑えている30代の人たちの声を紹介する。(文:大渕ともみ)

3人家族で食費が月3万円でも「品数の多い食卓を実現できている」

都内の30代女性の食費は、夫婦2人暮らしで月5万円ほど。世帯月収が160万円と高い割には、あまり贅沢をしていないことがうかがえる。しかし、安物ばかりを買っているわけではなく、「スーパーでは国産のいいものを選んで買います」と女性。それでも食費が高くならない理由については、

「食事は昼・夜の2食だけだから。それに、自炊なのであまりかかりません。お米は実家から送られてきますし」

と綴っている。

千葉県の30代男性(世帯月収53万円)は、夫婦と子ども1人の3人家族。食費を月3万円以下に抑えているものの、食生活は充実しているという。

「品数の多い食卓を実現できている。野菜も使い切っている」

なるべく自炊を心がけることが、食費を節約する秘訣と言っても過言ではないようだ。

「ふるさと納税で肉や魚を定期的に頼み、旬のフルーツを箱買い」

積極的に節約テクニックを駆使し、食費の削減と食生活の充実を両立する猛者もいる。島根県の30代女性(世帯月収110万円)は子どもと2人暮らし中で、月の食費が2万円以内になるよう管理している。女性は、食費節約のコツについて、

「買い物は週1回で無駄遣いを防止。生協の宅配を利用しています。また、ふるさと納税で肉や魚を定期的に頼み、旬のフルーツを箱買い。食費を抑えつつ、満足感のある食生活をしています」

と打ち明けた。ほかには、

「お互いの収入を合わせた金額の15%程度を食費予算としている。月5万円前後」(埼玉県/30代女性/夫婦2人暮らし/世帯月収62万円)

「食費は月5万円。もっと減らしたいが、外食はほぼなし。それなりに栄養を考えて買い物したらこの額になる」(大阪府/30代女性/夫婦・子ども2人/世帯月収40万円)

という声が寄せられている。

※キャリコネニュースでは引き続き【アンケート】月々の食費についてのほか「会社や人事にバレたらヤバいこと」や【緊急アンケート】「努力は必ず報われる」?などのアンケートを募集しています。