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Clubhouseが投げ銭機能リリース 2つの収益化制度でクリエイターの参入を増やせるか?

2021年04月07日 17:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 音声SNSのClubhouseは、4月5日、ユーザーからクリエイターへ投げ銭できる機能をリリースした。これは同サービスで初のマネタイズツールとなる。


【画像】Clubhouseのオマージュアプリ“Crabhouse”誕生秘話


 同社によると、ユーザーからの投げ銭は、手数料等を差し引かれることなく100%クリエイターに送られるようだ。ただし、支払い処理システムを請け負うStripeに、少額の処理手数料を支払う必要があるとしている。また支払いの際には、クレジットカード、またはデビットカード情報を登録する必要がある。


 投げ銭は、クリエイターのプロフィールから「送金」ボタンをクリックし、送金する金額を選択すれば完了だ。しかしすぐにすべてのクリエイターがこの支援を受けられるわけではなく、小規模のテストグループから始めて、適用範囲を広げていく見込みだという。


 Clubhouseは今年3月にもマネタイズ手段として、「Clubhouse Creator First」と呼ばれるアクセラレータプログラムを発表している。これは、少数の選ばれしクリエイターに、月額約54万円を支給するクリエイター支援制度だ。


 同サービスは以前から、収益化の手段がないことがクリエイター離れを引き起こしていると指摘されていた。新たに2つのマネタイズ方法が示されたことで、クリエイターたちへの動機付けとなり、サービスの利用増加を促進するかもしれない。一過性のブームでなく、広く一般に根付くツールへと進化できるのだろうか。(堀口佐知)