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中上貴晶「フロントタイヤが消耗したように感じ、厳しいレースに」/MotoGP第2戦ドーハGP決勝

2021年04月05日 13:31  AUTOSPORT web

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2021年MotoGP第2戦ドーハGP決勝グリッド 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
4月4日、2021年MotoGP第2戦ドーハGP MotoGPクラスの決勝がカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は17位に終わった。

 前日の予選日で路面コンディションに苦しんだ中上は、16番グリッドから決勝に臨み、オープニングラップで14番手とポジションアップ。序盤は1分55秒台の好走を見せたが、フロントタイヤの摩耗で9周目以降1分56秒台から1分57秒台にペースダウン。その後は追い上げることができず17位完走という厳しい結果となった。

 開幕戦カタールGPでは転倒リタイア、連戦となったドーハGPでは初日のフリー走行で転倒、予選日では強風と砂ぼこりの影響でマシンセットアップも進まずタイム短縮することができなかった。いい流れに乗れないまま終わった中上の開幕2連戦だが、次戦の第3戦ポルトガルGPは、昨年の最終戦で11番グリッドから5位入賞を果たしたアルガルベ・インターナショナル・サーキットだ。悪い流れを払拭するため好走を期待したい。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(決勝:17位)
「今日も厳しい日でした。序盤はよかったのですが、7、8周目くらいからフロントタイヤが消耗したように感じ、そのあとはコーナーでマシンをコントロールするのがとても難しくなり、ラップタイムをキープすることができませんでした。もちろん今回のポジションには満足していません。しかし、開幕戦は転倒リタイアでしたが、今日は完走することができました。前向きに考えなければなりません。カタールで多くのデータを集めることができました。次のポルティマオのレースに活かしたいです」