トップへ

津田健次郎は神の領域に近い?白石晴香、梶裕貴らがネトフリアニメ特番で絶賛

2021年04月05日 00:53  コミックナタリー

コミックナタリー

左から白石晴香、梶裕貴、津田健次郎、高野麻里佳、島崎信長、小林千晃。
特別番組「ネトフリアニメ!春のメガ盛り2時間SP」が、去る4月4日にNetflix Anime公式YouTubeチャンネルと公式Twitterで配信された。

【大きな画像をもっと見る】

Netflixで配信中のアニメや、今後配信を予定している作品からキャストが登場し、各作品の見どころを語るこの番組。「天空侵犯」から本城遊理役の白石晴香、「B: The Beginning Succession」から黒羽役の梶裕貴、「極主夫道」から龍役の津田健次郎、「エデン」でサラを演じる高野麻里佳、「範馬刃牙」で刃牙を演じる島崎信長、「スプリガン」で御神苗優の声を担当する小林千晃が参加し、天津向がМCを担当した。

番組前半では、キャストが各作品の注目ポイントやアフレコ時のエピソードを紹介。「天空侵犯」で遊理たちを襲う謎の存在“仮面”の攻撃について白石は「いろんな攻撃方法があって、登場人物たちがどう立ち向かうのかも見どころですし、仲間とどう出会って誰を信じていくのかというところも注目していただきたいです」と述べた。また「天空侵犯」の内容にちなみ、向が「本日の出演者の中で、最も神の領域に近い人は?」という事前アンケートの結果を発表すると、白石、梶、島崎、小林が津田を挙げたことが明らかに。「神がこの世に具現化したらこんな感じ」「ダンディー&セクシー&ユーモラス」などの絶賛コメントを一身に受け、津田は恐縮しながらも「(出演者の中で)年齢が一番天国に近いから」とジョークを飛ばした。

「B: The Beginning」のシーズン2となる「B: The Beginning Succession」。見どころとして梶は、キース・風間・フリックを演じた平田広明の演技を挙げ「長いセリフだと平田さんが(台本上で)2、3ページ喋るっていうシーンがあるんです。キースは本当に頭の回転が速いキャラクターで、僕は平田さんの長セリフのシーンが大好き」と熱弁。しかし、当の平田には苦労もあったそうで、梶は「現場で次の台本をいただいて、長セリフがあると平田さんが『来週休んでいいかな……』って(笑)。僕が演じる黒羽はわりと寡黙なところがあるので、平田さんが『梶くん、セリフ半分あげるよ』って言うんですよね」と明かした。

「極主夫道」PVの後に向が「おもろいに決まってるやろ!」とコメントすると、津田は「ただひたすら面白い」と述べ、龍が大きく写し出された背後のパネルを示しながら「この絵もヤバいですよね」と笑う。向が収録の様子について尋ねると、「1日に何本も収録するんですけど、僕だけずっとブースに1人閉じ込められて(笑)。寂しいですけど、作品が面白くてゲラゲラ笑いながらやっていました」と回想。「龍との共通点は?」と問われると「声かなあ」とおどけつつ、「初対面の方とか後輩があんまり話しかけてくれないんですよね。気難しく見えるんですかね」と首を傾げる。梶が「オーラが神なので」とフォローすると、津田は「今度何かおごらせてください」と頭を下げた。

ロボットたちだけが住み、人間が悪とされている世界を舞台とするオリジナルアニメ「エデン」。高野は「サラは作業用ロボットに育てられた人間なんですが、この世界にはロボットしかいないんです。なぜサラだけが残されて、人間はどこに行ったのか?という、この世界の謎を解いていくお話になっております」と解説した。本作を表すキーワードとして高野が「ほっこり」を挙げていたことから、話題は高野の「最近ほっこりしたこと」へ。食事の宅配サービスを通じて飲食店に支援金が寄付されるシステムを利用したところ、店から感謝のメッセージが届いたと言い、高野は「手書きの愛のあるメッセージをいただけたことで、お金で誰かが喜んでくれるならやってよかった!と自分を肯定できました」とほほえんだ。

Netflixオリジナルアニメシリーズとして制作されてきた「刃牙」シリーズの第3部となる「範馬刃牙」。監督を務めた平野俊貴から島崎に向けた「オリバ、大塚さんとも堂々と渡り合いましたね。素晴らしかったです。最近はこちらの想定を超える演技をしていただいて、驚くことが多いです」というコメントを向が読み上げると、島崎は「大塚芳忠さんがオリバを演じられているんですけど、カッコいいだけじゃなくて、チャーミングだけどやっぱり最強!みたいな、とんでもない喜怒哀楽のお芝居をされるんです。そりゃ同じ役者として、僕もちょっとぐらいは想定外のことをしないと! 完全に作品と、周りの皆さんのおかげでございます」と感謝した。

「スプリガン」のアフレコを振り返り、小林は「だいたい叫んでるか、『てやんでい!』みたいなことを言っています。(優)が江戸っ子口調なので」とコメント。また「本当に重厚な大先輩ばかりが出演されています。僕も勉強させていただきつつ、胸を借りる勢いでお芝居をさせていただいているので、本当に楽しいですね」と述べる。続けて小林は、優役以外のオーディションも受けていたと明かし、「あんまり優みたいな叫びまくる役は演じたことがなくて、決まるとしたら別の役だと思いながらやっていたんですけど、優に決まってびっくりしました。でも、声優あるあるですよね」と裏側を話した。

番組後半では、白石、梶、津田の「メガ」チーム、高野、島崎、小林の「盛り」チームに分かれて得点数を競うゲームを実施。キーワードをもとにNetflix配信のアニメ作品を検索し、早押しで回答する「ネトフリサーチ」では、「指」「負の感情」というヒントにもかかわらず小林が「のんのんびより」という珍回答を繰り出す場面が見られた。

「天空侵犯」「B: The Beginning Succession」は現在Netflixで独占配信中。「極主夫道」は4月8日、「エデン」は5月27日に配信され、「範馬刃牙」と「スプリガン」は2021年にお披露目される予定だ。

※島崎信長の崎はたつさきが正式表記。