4月3日、2021年MotoGP第2戦ドーハGP MotoGPクラスの予選がカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は16番手となった。
MotoGP第1戦カタールGPから2週連続開催となる第2戦ドーハGP。4月3日はフリー走行3回目、フリー走行4回目と予選が行われた。ダイレクトでのQ2進出ができるフリー走行3回目では、強風と砂ぼこりで路面状態が悪く走行を見送るライダーも。中上も数周を走っただけでこのセッションを終えている。
予選Q1でも難しい路面コンディションはかわらず、中上は1分54秒481の6番手。このタイムはQ1トップのジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)と0.550秒差だった。Q2進出を逃した中上は明日の決勝を16番グリッドから臨む。
MotoGP第2戦ドーハGP決勝は、日本時間4月4日の翌2時からスタートする。
■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(予選16番手)
「今日のFP3とFP4、そして予選セッションは、予想のつかない難しいコンディションでした。一日中、強風が吹き荒れ、路面状況が目まぐるしく変化するなど、いいコンディションではありませんでした。その強風の中でMotoGPマシンを乗りこなすのは簡単ではありません。自分の走りができなかったこともあり、予選の結果には満足していません。明日の決勝に向けてどこを改善できるか、今夜、考えなければなりません。レースではベストを尽くします。いいスタートを切り、コンスタントなレースができることを願っています」