かんき出版は4月7日、『老後の年表 人生後半50年でいつ、何が起きるの…? で、私はどうすればいいの??』(税込1,650円)を、全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売する。
人生100年時代と言われる今、後半に入る50歳以降は、介護問題、熟年離婚、遺産相続、定年、年金、病気、認知症などさまざまな老後の問題が降りかかってくるという。そこで同書では「老後の年表」として、目安として何歳ごろに何が起きるのかという問題から、その解決策について紹介している。いつごろどんなふうに起きやすいのかを知っておけば、事前に対策が立てられて、被害を小さくすることができる場合もあるとのこと。
考えられるトラブルとして、56歳に「熟年離婚予備群に仲間入り」。60歳になると、年収は半分となり、仕事は新人レベルに逆戻りする。65歳に年金をもらうタイミングを間違え損をすることも考えられ、70歳を超えると医療費が急増するため資産が10年で枯渇する可能性もある。そのほか、家を失い、子ども夫婦とうまく暮らせないケースや、認知症で資産が凍結するケース、入院して寝たきりになるケースも紹介している。
同書では、「老後問題解決コンサルタント」である著者が、現場での経験や研究データなども活用し、医師や法律の専門家の協力をもとに、老後に起きることとその解決策を提案している。第1部では、年表に沿って、起こりやすいトラブルとその解決策を解説。第2部では、「老後の生活が豊かになる3つの視点」として、トラブルを回避し、人生を好転させるためのヒントを盛り込んだ。
巻末には、老後を乗り切る助走期間である「40代の年表」のオンライン動画も付属している。(フォルサ)