4月3日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた2021年の全日本ロードレース選手権開幕戦もてぎのJSB1000クラス予選は渡辺一樹(YOSHIMURA SERT MOTUL)が制した。
40分間のタイムアタック形式で行われた開幕戦の予選。まずは中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)と清成龍一(Astemo Honda Dream SI Racing)が1分48秒後半のタイムでの争いを展開。
残り10分切ったところでタイムアタック合戦が激化。スポット参戦の渡辺一樹が1分48秒587でトップに浮上。渡辺一樹はさらにタイムアタックを続け、1分48秒410、1分48秒335、1分48秒330と周回ごとにタイムを更新した。
清成が1分48秒403、中須賀が1分48秒481と追いかけたものの届かず、渡辺一樹がポールポジション獲得となった。
渡辺一樹は「久々のポールポジション獲得でうれしいです。ヨシムラに移籍して初のポールポジション。ヨシムラとしても久々ということで、うれしいです。今年の参戦目的は開発なので、パーツを試しながらの走行です。そんな中でメカニックがうまくいいバランスを考えてくれて、うまくいきました」とコメント。
午後に行われるレース1に向けて気合いを入れ直していた。