TEAM MUGENの野尻智紀がトップタイム【タイム結果】2021スーパーフォーミュラ第1戦富士フリー走行
2021年04月03日 10:51 AUTOSPORT web
気温13度、路面温度17度という曇天が覆うなか、9時から行われた第1戦のフリー走行では、午後に控えた予選、そして明日4日に行われる決勝に向けて各車入念な走り込みを行う。
セッション開始10分のところで、トヨタ勢の中嶋一貴（Kuo VANTELIN TEAM TOM’S）が計測5周目に1分21秒936を記録しトップに浮上すると、そのタイムをホンダ勢の野尻智紀が1分21秒902を記録して上回る。
開始から30分が経過すると雲の隙間から強めの日差しがコースに差し込みはじめ、大湯都史樹（TCS NAKAJIMA RACING）が1分21秒880を記録しトップに浮上する。しかし、野尻はセッション後半となっても好走を見せ、1分21秒517を記録し全体ベストを更新した。
路面温度も20度まで上昇した残り5分を切ったタイミングで各車、午後の予選を見越したアタックを開始。
一番最初にトップタイムを塗り替えたのは1分21秒467を記録した宮田莉朋（Kuo VANTELIN TEAM TOM’S）、そのタイムを1分21秒091を記録した野尻がさらに塗り替え、トップに返り咲く。その直後、福住仁嶺（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）が好走を見せるも、1分21秒208と、野尻智紀のタイムに0.117秒及ばずの2番手となった。
その後も野尻のタイムを上回るマシンは現れず、野尻がトップタイムで第1戦富士の90分間のフリー走行を終えた。2番手には福住、3番手にトヨタ勢トップの宮田が続いた。以下、4番手に平川亮（carenex TEAM IMPUL）、5番手に笹原右京（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）がつけている。
平川は計測26周目に1分21秒839を記録し、翌周もセクター1まで自己ベストを記録するも、コカ・コーラコーナーでオーバーランを喫し、更なるタイム更新とはならなかった。
一方、昨年のシリーズチャンピオンの山本尚貴（TCS NAKAJIMA RACING）は果敢にアタックに臨むも、チームメイトの大湯から0.4秒遅れとなる11番手でフリー走行を終えている。
決勝のスターティングポジションを決する公式予選は、この後14時40分から実施される。
■2021全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦富士 土曜フリー走行タイム結果（編集部計）
天候：晴れ 路面：ドライ
Pos.No.DriverTeamEngineTime116野尻智紀TEAM MUGENHONDA/M-TEC HR-417E1’21.09125福住仁嶺DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA/M-TEC HR-417E1’21.208337宮田莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA/TRD 01F1’21.467420平川亮carenex TEAM IMPULTOYOTA/TRD 01F1’21.83956笹原右京DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA/M-TEC HR-417E1’21.866664大湯都史樹TCS NAKAJIMA RACINGHONDA/M-TEC HR-417E1’21.880739阪口晴南P.MU/CERUMO･INGINGTOYOTA/TRD 01F1’21.903836中嶋一貴Kuo VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA/TRD 01F1’21.936919関口雄飛carenex TEAM IMPULTOYOTA/TRD 01F1’22.1561038坪井翔P.MU/CERUMO･INGINGTOYOTA/TRD 01F1’22.207111山本尚貴TCS NAKAJIMA RACINGHONDA/M-TEC HR-417E1’22.2441215大津弘樹Red Bull MUGEN Team GohHONDA/M-TEC HR-417E1’22.2621312T.カルデロンThreeBond Drago CORSEHONDA/M-TEC HR-417E1’22.4271414大嶋和也NTT Communications ROOKIETOYOTA/TRD 01F1’22.456157小高一斗KCMGTOYOTA/TRD 01F1’22.5101618国本雄資KCMGTOYOTA/TRD 01F1’22.565174中山雄一KONDO RACINGTOYOTA/TRD 01F1’22.592183山下健太KONDO RACINGTOYOTA/TRD 01F1’22.787
