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ブリトニー・スピアーズ、自らのドキュメンタリー放送で深く傷つく「2週間泣き続けた」

2021年04月01日 12:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ドキュメンタリー放送後の心情を吐露したブリトニー(画像は『Britney Spears 2021年3月18日付Instagram「This was yesterday」』のスクリーンショット)
米歌手ブリトニー・スピアーズ(39)が、米国で2月に未承認ドキュメンタリー『Framing Britney Spears』が放送された後、2週間泣き続けたことをInstagramで告白した。同番組はスターの座についたブリトニーを取り巻くメディアの扱いや後見人である実父との骨肉の争いなどに迫ったもので、放送後にはSNSで彼女を支持する声が高まっていた。

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ブリトニー・スピアーズの新ドキュメンタリー『Framing Britney Spears』が米時間2月5日にFXとHuluでプレミア放映され、大きな反響を呼んだ。同番組では、1990年代後半に有名になり世界的大スターとなったブリトニーに対するメディアの扱い方や、彼女が2008年に精神的に不安定になったことから父親ジェイミーさんが後見人となって財産やキャリアを管理してきたことなどを伝えている。

放送後、セレブ達の間では「彼女に同情する」とブリトニーを支持する声が殺到。SNSでは、ブリトニーの人生が裁判所命令の後見人制度によって支配されていることについて大きな議論を巻き起こした。

さらに番組では、当時ブリトニーと交際していた歌手ジャスティン・ティンバーレイクが「彼女と性的関係にあった」とラジオ番組で暴露した場面を放送。これに対して批判が殺到したことから、後日ジャスティンが謝罪する騒ぎとなった。

ブリトニーは現地時間3月30日、自身のInstagramでスティーヴン・タイラーがヴォーカルを務めるエアロスミスの楽曲『クレイジー』に合わせてダンスをする動画を投稿。「私の人生はいつも多くの憶測を呼び、見られ、判断されてきた。正気を保つためにも、私は毎晩スティーヴン・タイラーの歌に合わせて、踊らなくちゃいけない。ワイルドで人間らしく、生きていることを感じるためにね」と記し、番組に対する心情をこのように綴った。

「私は人前でパフォーマンスをして、人生のすべてを晒してきた。本来の繊細さで世間を信頼するには、かなりの強さが必要よ。だって私はいつもメディアに判断され、馬鹿にされ、恥ずかしい思いをさせられた。いまだにそうなのよ!」

その後ブリトニーは、自身のドキュメンタリーでの描かれ方によって心が傷付いたことを告白した。

「世の中が変化して人生が続いて行く中、私達はまだ人としての繊細さやもろさを持ち続けている。ドキュメンタリーは見なかったけれど、目にした限りでは番組でのスポットライトの当て方によって私は恥ずかしい思いをしたようね。あのあと2週間も泣いたのよ。今でも時々泣いているわ。」

それでも彼女は「私は自分の幸せを保つために、自分自身にできることをしている」と記し、自分自身を元気づけるために日々努力をしていることを明かした。

「毎日ダンスすることが、喜びを与えてくれる。完璧になるためにここにいるんじゃない。完璧なんて退屈。優しさを運ぶためにここにいるのよ。」

フォロワーからは「あなたが大好きよ。安全で幸せになることを願うわ」「メディアに負けないで。ファンはあなたを愛してる。人生を楽しんでね!」と応援する声のほか、「本当にブリトニーが書いたの?」と疑念を抱くコメントも寄せられている。



画像は『Britney Spears 2021年3月18日付Instagram「This was yesterday」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)