劇場アニメ「鹿の王」メインキャストとして堤真一、竹内涼真、杏が出演！特報も

劇場アニメ「鹿の王」が9月10日に公開決定。併せて正式タイトルが「鹿の王 ユナと約束の旅」であること、メインキャストとして堤真一、竹内涼真、杏が出演することが発表された。

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上橋菜穂子の小説を原作に、安藤雅司と宮地昌幸が監督を、Production I.Gがアニメーション制作を手がける「鹿の王 ユナと約束の旅」。強大な帝国が支配する世界を舞台に、死に至る謎の病から生き延びた孤独な戦士・ヴァンと、謎の病の治療法を探す天才医師・ホッサルを描くファンタジーで、ヴァンを堤が、ホッサルを竹内が、ヴァンの行方を追う凄腕の女戦士・サエを杏が演じる。ティザービジュアルと特報も到着しており、映像ではヴァンと、彼が拾う幼い少女・ユナ、ホッサル、サエらの姿を観ることができる。

また堤、竹内、杏の3人からはコメントが到着。今作が声優初挑戦となる堤は「慣れないことばかりで本当に難しかったです」と感想を語り、「私が演じたヴァンの運命は様々な出会いがあって動き出していきます。ユナとの出会いで息を吹き返し、愛情や感情を取り戻し、人のために生きる事の大切さを教えてくれるキャラクターだと思います」と自身の演じる役柄を紹介する。竹内は「アニメーションの声優は初めてだったので、自分の声で大丈夫かな？とドキドキする気持ちもありましたが、ホッサルのカッコいいビジュアルに負けないように声を作って演じることを意識しました」と役作りに触れ、杏は「この作品は、謎の病が流行し、それに立ち向かう人々の物語です。奇しくも、今の世情とも通じる部分が多い中、ファンタジーの世界を通して、私たちへのメッセージが込められているような気がします」と思いを述べた。

■ 堤真一（ヴァン役）コメント
実は、このお話をいただく前に、すでに原作を読んでいて、この壮大な世界観が大好きでした。実写化は難しいだろうと想像していたので、こうやって関われたことがうれしく、また、ご縁を感じましたね。アニメの声優は初めての経験で、慣れないことばかりで本当に難しかったです。ご迷惑をおかけしました。
物語は壮大なファンタジーですが、その中にリアルな部分もあるので、フィクションでありノンフィクションでもあるような内容だと思います。
私が演じたヴァンの運命は様々な出会いがあって動き出していきます。ユナとの出会いで息を吹き返し、愛情や感情を取り戻し、人のために生きる事の大切さを教えてくれるキャラクターだと思います。
原作がお好きな方も、読んだ事のない方にも楽しんでいただける作品です。是非、ご覧ください。

■ 竹内涼真（ホッサル役）コメント
原作を読んだとき、頭に風景が浮かんできてすぐに物語に入り込んでしまいました。
僕の演じるホッサルは気持ちに一本筋が通っているので、何をして何を救いたいのか、その気持ちに感情移入しやすかったです。
アニメーションの声優は初めてだったので、自分の声で大丈夫かな？とドキドキする気持ちもありましたが、ホッサルのカッコいいビジュアルに負けないように声を作って演じることを意識しました。
原作のキャラクターそれぞれの持ち味が素敵なので、アニメ化されたときのセリフやビジュアル、映像などすごい迫力になっていると思います。
「鹿の王」の壮大でファンタジーな世界観が皆様のもとに届くことが今から楽しみです。

■ 杏（サエ役）コメント
上橋先生とは以前、まさに「鹿の王」で対談させていただき、その際にこの作品にかける情熱やこだわりをお伺いしたこともあり、私がキャスティングされたときは、とても嬉しかったけれど、まずは上橋先生がどう思うだろう、と上橋先生にお電話をして「本当に私で良いんですか!?」とお聞きしました。幸い、喜んでいただけてホッとしました。
サエは孤独な狩人の役で、戦闘のシーンも多く、声だけとはいえ実際に殺陣を習うように動きの指示を受けて録音しました。2年前の収録段階では、まだ映像が完成していない状態でしたので、私も出来上がりを楽しみにしております。
この作品は、謎の病が流行し、それに立ち向かう人々の物語です。奇しくも、今の世情とも通じる部分が多い中、ファンタジーの世界を通して、私たちへのメッセージが込められているような気がします。

■ 劇場アニメ「鹿の王 ユナと約束の旅」
2021年9月10日全国公開

□ スタッフ
原作：上橋菜穂子「鹿の王」（角川文庫）
監督：安藤雅司、宮地昌幸
脚本：岸本卓
キャラクターデザイン・作画監督：安藤雅司
コンセプトビジュアル：品川宏樹
美術監督：大野広司
色彩設計：橋本賢
撮影監督：田中宏侍
音響監督：菊田浩巳
音楽：富貴晴美
制作スタジオ：Production I.G

□ キャスト
ヴァン：堤真一
ホッサル：竹内涼真
サエ：杏