JR西日本は、運転操縦時における視認性向上や疲労軽減によるさらなる安全性の向上を図るため、2020年3月から順次展開している運転士の保護メガネを社内全エリアの新幹線運転士に順次導入すると発表した。
これにより、運転資格のある内勤者を含めた約500名の希望者に保護メガネが貸与される。保護メガネを導入することで、直射日光や反射光による眩しさの軽減を図ることによる視認性向上、直射日光や反射光をカットすることによる疲労軽減が見込まれている。
貸与される保護メガネは、タレックス製の偏光レンズ「トゥルービュー」を採用。色覚に影響を及ぼさない(特許取得)性能と疲労軽減の効果が認めらている。(木下健児)