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PIZZA OF DEATHがIT会社「Linercraft株式会社」設立 VR/VFXなどの技術を駆使し“新たな音楽の体験価値”創造目指す

2021年03月31日 20:21  リアルサウンド

リアルサウンド

「Linercraft株式会社」ロゴ。

 インディーズレーベル〈PIZZA OF DEATH〉が3月1日、IT/ロボティクス企業であるフューブライト・コミュニケーションズ株式会社/クリエイティブオルカ株式会社との共同出資のもと、新会社であるLinercraf株式会社を設立した。


(参考:金子ノブアキ&草間敬と考える、“ロックバンドと電子音の共存”に必要なもの


 同社は昨今の目まぐるしい音楽業界の変化にいち早く対応し、アーティストそして音楽ユーザーにとって新たな音楽の体験価値を創造することを目的として設立。VR/VFXを中心に、映像作品やライブイベントで実写とCGをリアルタイム合成する撮影技術や、配信プラットフォーム・ユーザーインターフェースなどを開発から一貫してDIYで企画制作していくという。


 ロゴは米レーベル〈FAT WRECK CHORDS〉のデザインや日本各地のロックフェスなどのデザインを手掛けるTM Paintが制作された。


 また、チーフクリエイターであるカズサ氏のTwitterに投稿した動画に対し、VFX界の巨匠イアン・ヒューバートが反応。世界中で話題となり1晩で20万回再生を記録した。同氏のコメントは、制作に使用したCGソフトである「blender」の海外コミュニティサイトにも掲載されている(参考:https://www.blendernation.com/2021/03/10/breakdown-the-future-is-just-around-the-corner/)。(リアルサウンド編集部)