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世帯年収1300万円の4人家族「持ち家と車2台分のローンなど出費が多い。児童手当の廃止が打撃」

2021年03月31日 18:01  キャリコネニュース

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世帯年収1200~1400万円というと、日本の平均世帯年収552万円(2019年厚生労働省調べ)を2倍以上も上回る金額だ。これだけの収入があれば、贅沢な暮らしができるとイメージする人も多いのではないだろうか。

宮崎県の40代男性(コンサルタント/世帯年収1200万円)は「週の半分は外食、洋服はセレクトショップで購入します。飛行機を使った旅行を2?3年に1回行きます」とコメントを寄せた。今回は、世帯年収1200~1400万円のリアルな生活を紹介する。(文:中島雄太)

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「月2回は外食をするが、ほとんど自炊をしている」

埼玉県の40代男性(不動産/世帯年収1300万円)は「今の生活に不満はありませんが、意外と贅沢な暮らしができるわけではありません」と綴る。男性は、

「普段の買い物は、近所の普通のスーパーで済ませます。衣類も必要最低限のものしか買いません」

と続ける。「外食もほとんどしません」と語るが、「旅行に行くときには、良い旅館に泊まれるので、その点は贅沢できるのかな?と思います。インターネットで飛行機チケットを手配して、極力安く済ませていました」と述べた。

沖縄県の40代女性(サービス業/世帯年収1200万円)は「月2回くらいは外食しますが、ほぼ自炊をしています」と明かし、「年末年始は海外、GWは国内または海外、夏休みは帰省。年に数回旅行に行けています」と豪華な暮らしぶりに満足感を示す。一方で、

「所得制限で子どもの医療費助成の対象外になるため、全額負担なのが不満です」

と不満も吐露した。

「高額な税金納付は、高所得者の義務と感じています」

神奈川県の30代女性(サービス業/世帯年収1300万円)は、夫と2人の子どもの4人で暮らしている。「持ち家と車2台分のローンの支払い、子どもの習い事や水道光熱費・携帯代・保険料など、多くの出費があります」と語るが、「特に不自由はありません」と続けた。

「コロナの影響で、去年からボーナスの削減があったにもかかわらず、児童手当廃止が決まりました。予想もしない家計への打撃になりそうです」

女性は「高額な税金納付は、高所得者の義務と感じています」と言いつつも、「我が家のような中途半端な高所得世帯は、納付損としか思えません」と不満をこぼした。

東京都の30代女性(事務職/世帯年収1300万円)は「お金がなくてキツいと感じることや、不安になることもありません」と打ち明ける。女性には子どもがおらず、共働きをしているが、「税金でとにかく持っていかれるので、裕福な生活とはまったく言えません」と不満を口にした。さらに、

「都内でいわゆる"贅沢な暮らし"をするには、今の倍以上の年収が必要です」

とも続けた。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」や自分の性別がマイナスになっていると感じたことなどのアンケートを募集しています。

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