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「呪術廻戦」キャストが選ぶ名シーンは?榎木淳弥は監督・MAPPAの姿勢に感銘受ける

2021年03月29日 20:53  コミックナタリー

コミックナタリー

左から五条悟役の中村悠一、虎杖悠仁役の榎木淳弥、伏黒恵役の内田雄馬、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美。
芥見下々原作によるTVアニメ「呪術廻戦」のステージイベントが「AnimeJapan 2021」内で3月27日に行われ、虎杖悠仁役の榎木淳弥、伏黒恵役の内田雄馬、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美、五条悟役の中村悠一が登壇した。

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イベント前夜に最終回が放送されたばかりの「呪術廻戦」。まずは「これが私の黒閃を食らった瞬間!」と題し、全24話の中から思い入れのあるシーンを振り返っていった。瀬戸は第17話より、圧倒的な強さを見せつけた真希と三輪の闘いをセレクト。「この第17話の印象が強すぎます。ここで真希に惚れたといっても過言ではないくらいです。風圧まで感じるほどの迫力ある映像にも圧倒されました」と、映像のクオリティについても言及した。内田は第23話より、伏黒の領域展開のシーンを選出。不完全な領域展開の中で、笑いを浮かべながら特級呪霊と闘う伏黒の姿や、水墨画のように描かれているアクションシーンを含めて、凄まじい映像だと感じたと話す。またこのシーンは内田がほぼ1人でアフレコを行ったことから、自分自身を開放する伏黒の心情にも重なるところがあったと振り返った。

中村が選んだのは、第1クールのクライマックスとなった第13話より、虎杖と七海が真人を祓うために激しい闘いを展開するシーン。中村はこのときの真人の領域展開シーンについてや、虎杖や真人といったキャラクターたちが全力でぶつかり合って闘いに挑む姿が気になると語った。榎木は第19話で虎杖が黒閃を放つシーンを挙げ、「原作とは違った表現で、違う角度からさらに解釈している、新たな表現で挑んでいく監督やMAPPAさんの姿勢に感銘を受けます」と語る。また最終回での黒閃を放つシーンの映像表現や、アフレコ時にディレクションを受けたという細やかな息遣いについても振り返り、何度も繰り返し映像を楽しんでほしいと呼びかけた。

ステージでは最終回オンエア後に発表された「劇場版 呪術廻戦 0」の解禁映像も改めて上映され、キャスト陣からは大きな拍手が贈られる。この解禁映像には中村と、夏油傑役の櫻井孝宏のボイスも収録されているが、丁寧にテイクを重ね、何度も検討したうえで収録したボイスであると明かされた。キャスト陣からも「ワクワクする」「楽しみ」と劇場版への期待の声が寄せられ、原作0巻で登場する乙骨憂太についても話がおよんだ。イベントの最後にはキャスト1人ひとりからメッセージが贈られ、榎木は「原作もまだまだ続いていますし、『劇場版 呪術廻戦 0』の公開も楽しみです。TVアニメは気になるところで終わっていますので、ぜひまた続きができたらなと思います。引き続き応援を宜しくお願いいたします」と締めくくった。

■ 「劇場版 呪術廻戦 0」
今冬劇場公開

□ スタッフ
原作:「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」芥見下々(集英社 ジャンプ コミックス刊)
制作:MAPPA
配給:東宝

(c)芥見下々/集英社 (c)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会