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テレワーク中にストレスを感じる上司の振る舞い、1位は「あいまいな指示出し」

2021年03月29日 20:40  キャリコネニュース

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大和ネクスト銀行は3月29日、「ビジネスパーソンの健康づくり」に関する調査結果を発表した。調査は3月上旬にネット上で実施し、20~59歳のビジネスパーソン1000人から回答を得た。

"からだの健康"について「自身がどのくらい健康だと思うか」と聞いたところ、81.6%が「健康である」と答えた。性年代別にみると、「健康である」と回答した人の割合は、男性では50代(69.6%)が他の年代(20代:83.2%、30代:81.6%、40代:82.4%)と比べて低かった。一方、女性では20代(86.4%)が最高で、50代(81.6%)が最も低かった。

2位は「チャットの途中で音信不通」


前年調査と比較すると、自身のからだを健康だと自己評価した人の割合は、男性では30代(72.0%から69.6%)で大幅な増加がみられたが、50代(79.2%から69.6%)で対照的に大幅な減少がみられた。女性では、40代(77.6%から85.6%)において大幅な増加がみられた。

また、"こころの健康"について「自身がどのくらい健康だと思うか」と聞くと、75.2%が「健康である」と回答した。性年代別にみると、「健康である」と回答した人の割合は、男性では20代(77.6%)、30代(79.2%)に比べて、40代、50代(いずれも72.0%)が低かった。

女性では対照的に、20代、30代(いずれも73.6%)に比べて、40代(76.0%)、50代(77.6%)がやや高かった。

前年調査との比較では、自身のこころを健康だと自己評価した人の割合は、男性では、30代(68.8%から79.2%)で大幅な増加がみられた一方、50代(77.6%から72.0%)では減少していた。

さらに、テレワークをすることがある326人に、テレワークでストレスを感じる同僚や上司の振る舞いを聞くと、トップ3は「あいまいな指示出し」(22.7%)、「チャットの途中で音信不通」(14.4%)、「オンライン会議で頻繁にフリーズ」(14.1%)だった。

自身の健康寿命予想、平均は70歳に

続いて「自身の健康寿命は何歳だと思うか」と聞いたところ、最多は「70~74歳」(20.3%)で、平均は70.0歳だった。年代別にみると、健康寿命予想の平均は、20代で69.5歳、30代で67.8歳、40代で70.3歳、50代で72.6歳と、50代が他の年代より高かった。

資産を枯渇させずに生活できる年齢を指す「"資産寿命"は何歳だと思うか」と聞くと、最多は「70~74歳」(17.5%)が最多回答で、資産寿命の平均72.7歳だった。年代別にみると、資産寿命予想の平均は、20代で71.6歳、30代で69.4歳、40代で73.8歳、50代で76.0歳と健康寿命の予想と同様に、50代が他の年代より高くなった。

健康づくりのためにしていることを聞くと、1位は「タバコを吸わない」(39.4%)だった。2位は「外出後は手洗い・うがいをする」(36.3%)。3位以降は「睡眠時間をしっかり確保する」(36.2%)、「趣味・楽しみを持つようにする」(32.4%)、「定期的に健康診断を受ける」(32.1%)などと続いた。

前年調査と比較すると、トップ10のうち順位が上がったのは「タバコを吸わない」(2位から1位)、「外出後は手洗い・うがいをする」(5位から2位)、「定期的に健康診断を受ける」(7位から5位)だった。

一方、順位が下がったのは「睡眠時間をしっかり確保する」(1位から3位)、「三食必ず摂る」(6位から8位)、「生活のリズムを整える」(8位から9位)、「栄養バランスの取れた食事を摂る」(9位から10位)など睡眠、生活リズム、食事関連の取り組みが目立った。