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中上貴晶「レースに向けて自信があったので、本当に申し訳ない気持ち」/MotoGP第1戦カタールGP決勝

2021年03月29日 12:41  AUTOSPORT web

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2021年MotoGP第1戦カタールGP決勝グリッド 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
3月28日、2021年MotoGP第1戦カタールGP MotoGPクラスの決勝がカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は転倒を喫してリタイアに終わった。

 中上は前日の予選Q1をトップタイムで通過し、続く予選Q2で11番手タイムをマーク。決勝前に行われたウォームアップ走行では5番手に入る好走を見せたが、決勝では混戦のなかペースを発揮することができず順位を落としてしまった。

 11番グリッドからスタートした中上は、オープニングラップに15番手、5周目時点で17番手にポジションダウン。そして7周目の9コーナーで転倒を喫しリタイアとなった。

 中上にとっては悔しいシーズンのスタートになったが、連戦となるMotoGP第2戦ドーハGPは、同じロサイル・インターナショナル・サーキットで1週間後に開催。昨年は同一サーキットでの連戦では2週目のレースで好成績を残しただけに、巻き返しが期待される。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶 決勝リタイア
「完走できず残念でした。あまり話すことはありません。一生懸命仕事に取り組み、昨日は大きく前進しました。今日のレースに向けて自信があったので、チームには本当に申し訳ない気持ちです。ミスをしたのかどうかはわかりません。データではおかしなフィーリングはありませんでした。とにかく、どうして9コーナーで転倒してしまったのか原因を理解しなければなりません。幸い僕は無事です。次のドーハGPまで数日の休みがあるので準備はできると思います。チームに謝罪したいです。次戦はいい結果を残さなければなりません」