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ヘンリー王子&メーガン妃、王室離脱騒動のTV映画化が正式に決定 「妃の孤独と悲しみを描く」

2021年03月29日 05:11  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ヘンリー王子夫妻のTV映画、第3弾の制作が決定(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年1月8日付Instagram「After many months of reflection and internal discussions, we have chosen to make a transition this year in starting to carve out a progressive new role within this institution.」』のスクリーンショット)
ヘンリー王子・メーガン妃夫妻を描いたTV映画の第3弾を、米ケーブルTV局「Lifetime」が制作することが正式に決定した。『Harry and Meghan: Escaping the Palace』と題された作品では、夫妻が王室を離脱するきっかけとなった出来事が描かれるという。同局では2018年に第1弾を、2019年に第2弾を制作している。

『Deadline』は現地時間24日、米TV局「Lifetime」がヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱騒動を描いたTV映画『Harry and Meghan: Escaping the Palace』の制作許可が下りたことを報じた。同局は昨年5月に作品の制作予定を発表、今回正式にプロジェクトを進行する指示が与えられた。

同局は過去にシリーズ第1弾『Harry and Meghan: A Royal Romance』(2018年)、第2弾『Harry and Meghan: Becoming Royal』(2019年)を制作しており、今回はこれらに続く第3弾となる。

「Lifetime」によるとシリーズ第3弾となる『Harry and Meghan: Escaping the Palace』では、ヘンリー王子夫妻が自分達と息子アーチーくんが王室を去るきっかけとなった王室内での実際の出来事を描いていくと伝えている。

劇中ではメーガン妃の孤独や悲しみが増していく様子の詳細や、マスコミの攻撃から守ってくれないことへの王室に対する失望、母ダイアナ妃の死と同じ歴史が繰り返されるのではというヘンリー王子の不安などが描かれる。

他にもヘンリー王子とウィリアム王子の兄弟関係やチャールズ皇太子との親子関係、メーガン妃とキャサリン妃の関係などといった家族間の確執が、王室のしがらみから脱出することに繋がったことにも注目している。

本作は現在キャスティングを行っており、今年の春に制作を開始、年内には放送される予定だ。

2018年5月のロイヤルウェディング直前に放送した第1弾『Harry and Meghan: A Royal Romance』は、ヘンリー王子とメーガン妃が2016年の出会いから2017年11月に婚約するまでの愛の軌跡を描いたものだ。メーガン妃役をジャマイカ系米国人女優パリサ・フィッツ=ヘンリー(Parisa Fitz-Henley)が、ヘンリー王子役はスコットランド出身の俳優マレー・フレイザー(Murray Fraser)が演じた。

第2弾『Harry and Meghan: Becoming Royal』は2019年5月に放送。ロイヤルウェディング直前の出来事や、夫婦になってからの数か月間などを遊び心を取り入れたフィクションとして表現している。同作ではメーガン妃役を米国出身の女優ティファニー・マリー・スミス(Tiffany Marie Smith)が、ヘンリー王子役を英国出身の俳優チャーリー・フィールド(Charlie Field)が演じていた。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年1月8日付Instagram「After many months of reflection and internal discussions, we have chosen to make a transition this year in starting to carve out a progressive new role within this institution.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)