TVアニメ「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」のステージイベントが、オンライン開催中の「AnimeJapan 2021」内で本日3月28日に行われた。
【大きな画像をもっと見る】3月21日に第1クールの放送が終わった「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」。イベントにはルディことルーデウス・グレイラット役の内山夕実、ロキシー・ミグルディア役の小原好美、エリス・ボレアス・グレイラット役の加隈亜衣、シルフィエット役の茅野愛衣が登壇し、前世の男役・杉田智和が音声のみで参加した。
イベントの前半では、アニメの制作スタッフが選んだ名シーンを観ながらトークを繰り広げる。まずは第8話「ターニングポイント1」より、グレイラット家の面々とシルフィの日常風景が描かれるシーン。茅野はルディと別れてから成長し、お姉さんらしく振る舞うようになったシルフィを演じられたことの喜びを語る。次は第10話「人の命と初仕事」より、初めてルディにプレゼントされた衣服のボタンが取れてしまい、エリスがクルトに襲いかかるシーン。加隈はここでのエリスの行動はよくないとしつつ、ルディに対する気持ちが出会った頃から変化したことを示す場面だと感想を述べた。
また第11話「子供と戦士」よりロキシーとエリナリーゼ、タルハンドが出会うシーンを観た小原は、グレイラット家を含むフィットア領で災害が起こったことに、収録時はショックを受けたと告白。同じく第11話からは、ルイジェルドとルディが星空のもと“戦士”について語らうシーンにもスポットが当てられた。内山はこの場面を、ルディがルイジェルドに守るべき子どもとしてではなく、戦士として認められた、うれしいシーンだったと振り返る。最後に流されたのは第9話「邂逅」より、前世の男がヒトガミに忠告されるシーン。杉田はヒトガミの得体の知れなさに恐怖を抱いたと話した。
続いてイベントは、登壇者がそれぞれキュムロニンバスの呪文を詠唱するコーナーへ。トップバッターの内山は、ルディになりきって力強く呪文を唱える。ルディの師匠であるロキシー役の小原は、内山による迫力の演技を前に涙しつつも、その後にロキシーらしい凛とした詠唱を披露。茅野はシルフィを意識して、あえて呪文を唱えず、“無詠唱”でキュムロニンバスの発動を表現する。続いて加隈がエリスになりきり畳み掛けるように詠唱すると、周りからは拍手が起こった。
最後には視聴者に向けて、登壇者と杉田が2クール目への期待を煽る。そして「『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』2クール目も……」という言葉の後に「本気出す!」と全員で叫び、イベントは幕を閉じた。
(c)理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」製作委員会