2021年F1バーレーンGPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは4番手、カルロス・サインツJr.は8番手だった。
ルクレールは土曜FP3では11番手(1分32秒482)。予選Q1は4番手(1分30秒691)、Q2では2番手(1分30秒010/ソフトタイヤ)、Q3のタイムは1分29秒678だった。
サインツは、FP3で6番手(1分32秒108)。予選Q1は15番手(1分31.653)、Q2はトップ(1分30秒009/ソフトタイヤ)、Q3のタイムは1分30秒215だった。
フェラーリが2台揃ってQ3に進出したのは2020年のイギリスGP以来のことだった。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール 予選=4番手
予選ペースに関しては自分たちの位置が分かった。このポジションは予想していなかったのでうれしい驚きを感じているが、今日のところは地に足をつける必要がある。まだ今年最初の予選だし、とても奇妙なコンディションでの走行だったからね。
昨年からのチームの進歩には満足すべきだと思うし、これだけ前のグリッドを獲得できたのはいい気分だ。FP2とFP3ではマシンのフィーリングがつかめず苦労したが、ドライビングに関してかなり努力して、実のところ予選では思い通りのラップを刻める自信があった。
明日に関しては自信があるけれど、難しいレースになるかもしれない。僕の周りのクルマはレースペースが良さそうだし、ミディアムタイヤでスタートするマシンを後ろに抑え続けるのは大変だろう。また、風のせいで簡単にはいかないだろうけど、これはほかのみんなにとっても同じことだ。
■「トラブル発生から立て直すことができてよかった」とサインツ
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ 予選=8番手
チームにとってとてもポジティブな一日だった。自分たちの位置に満足だ。Q1ではマシンが止まってしまうというショッキングな出来事があったが、幸いにも再始動でき、ピットまでたどり着けた。そこから立て直すのは簡単ではないけれど、なんとかQ2では強さを見せることができた。
Q3の最後のアタックには満足していない。攻めたけど、おそらくマシンに関する知識が不足していたせいで、うまくラップをまとめることができなかった。仕方ないね。
それでも全体的には満足している。これまでのセッションを通して僕は進歩してきた。ペースもよく、ミスもほぼなかった。これからもマシンの経験を積んで、一周のアタックへの自信をつけていきたい。
来週には予選を詳しく分析する時間をとるだろうが、今は明日のレースにすべての意識を向けていく。このチームでの最初のレースを楽しみにしているし、順位を上げてできるだけ高いポジションでゴールするためにベストを尽くしたい。