2021年F1バーレーンGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはポールポジションを獲得、セルジオ・ペレスは11番手だった。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
チーム代表クリスチャン・ホーナー
シーズンをこういう形でスタートすることができて最高の気分だ。開幕戦でポールポジションを獲得したのは、レッドブルにとっては2013年以来だし、ホンダにとっては1991年(アメリカGPでの)セナ以来のことだ。
シーズン開幕戦までは自分たちのポジションは決して分からない。レースウイークエンドを迎えて初めて、搭載燃料量を軽くし、エンジンモードをアップして走るからだ。Q2はかなりの接戦で、ミディアムではメルセデスの方がわずかにアドバンテージがあるように思えた。だが、マックスはソフトを履くと再び優勢になった。
セルジオは残念ながらほんのわずかの差でQ3進出を逃した。彼は非常に成熟し、経験豊かなドライバーで、適応力が高い。だが、今年はプレシーズンテストで1日半しか走れず、彼にとってはマシンのフィーリングに関してすべてが新しい環境だった。それでも決勝では高い競争力を発揮するだろう。上位争いの候補から除外すべきではない。
チームの全員がこの冬の間、懸命に作業に取り組んできた。それによって我々はこのポジションに立つことができた。ホンダとエクソンモービルも我々のために素晴らしい仕事をしてくれた。
明日は厳しい接戦になるだろう。メルセデスは挽回してきた。2週間前には誰もが彼らはもはやトップにはいないと言っていたが、我々の予想どおり、彼らはやはりここにいる。メルセデスを倒すのは非常に大きなチャレンジだが、明日は最適なポジションからスタートすることができる。
(Q1でフェルスタッペンが縁石に乗り上げてフロアにダメージを負ったことについて『Sky Sports F1』に語り)マシンの底を激しくヒットして、フロント下部の一部を失った。そのため、残りのセッションは、0.1秒ほどに相当するダメージを負ったまま走らなければならなかったと思う。彼は非常にうまく対処した。